桜が散って

春ももうすぐ終わる。

私は1人の男性に恋を している。

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

私は勇気が出せない。

好きな人の前では ''素直''になれない自分。

でも私は勇気を振り絞って声をかけてみた。

勇気を振り絞って 告白した結果。

見事に成功した。

中学を卒業し、 きんときとも付き合った。

私は1つの病気を 持っている。

病院

私はきんときに病気の事を言う事にした。

ノートを渡された。

私はそのノートに100個願い事を書いた。

海外旅行に行きたいとか。 一緒に遊園地に出かけたいとか。

水族館

きんときside

〇〇side

私が…生きてる？

ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ

ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ

拝啓　〇〇へ 元気になった？ この手紙を読む頃には俺はもういないのかな…。 そして君は助かってる頃だろう。 別れの挨拶が手紙ってなんかごめんね。

君は病気でずっと苦しんでいた。毎日毎日1日が終わると同時に君の人生のカウントも終わりを教えてくれる。 その辛さ…君は俺に教えてくれなかった。 でもそんな辛い日々もこれで終わりだよ！お疲れ様！

教室で君から告白してくれたのはすごく嬉しかった。俺の方から結婚の約束を持ちかけたのに裏切る形になって本当にごめん。

実は君に内緒で俺も100個やりたい事を書いてたんだ。

笑いの絶えない家族を 作りたかった…。 生まれてくる赤ちゃんの顔が見たかった…。 男の子か女の子か知りたかった。 入学式にも行きたかった。 君も幸せにしたかった。 おじいちゃんになるまで一緒に居たかった。

そしてなんとしてでも 君を守る。

僕はもうこの世には居ないけど、君が助かって本当に良かった。

君の100個目の最後にしたい事がおばあちゃんになってもずっと一緒に居たい。

これだけは叶えれそうにないな…。

そして…最後に一つだけ。

ずっと言えなかった事が あります。

〇〇の余命を聞いた俺は 決心しました。 君のドナーになろうと…。

俺は生まれた時から心臓が弱く、20歳まで生きれるかどうか宣告されてました。 なので君の助けになれて すごく嬉しいです！

おばあちゃんになって お会い出来るのを 楽しみにしています！

君に臓器を提供した 金城 時より

私はきんときのお陰で無事助かった。

おばあちゃんまでしっかり生きて、きんときに会えた時は絶対に感謝しようと 101個目にしたいことを ノートにまとめました。