☆
…
ばんっ!
響き渡った銃声
なよん
…ッッ!?
なにが起きたか理解するのに数秒かかり
わかった瞬間声にならない叫びを上げた
じひょ
うっ…ッ…ぐ、げほっ…!
じひょ
かほ…っ
バタンと目の前で倒れ
何が何だか全然理解できていない自分もいた
さな
もういやっ!もう嫌だ!!
さな
何か言ったらすぐ殺されるの!?
さな
お母さんのところに返してよ!
もも
ぁ…さな…や
ばんっ!
さな
もも!どうすればいいのっ!
さながもものところまで駆け寄る
おかげでなんとか銃弾は免れたようだった
私たちはおとなしくしなければ殺される
仲間の死を悼む暇もなかった
☆
では、勝ち残ることを願っております
開かれたドアの先は大きなお庭のようなところ
その先に気色の悪い人形を見つけ
私は恐怖が限界に達した
つうぃ
…おんに?
なよん
………