ライカ
ねぇ
ライカ
鉄郎
クロオ
はいはーい
クロオ
どうしました?
クロオ
おじょーさん
ライカ
何その呼び方、((
ライカ
それでさ
ライカ
もしも自分がさ誰かに突き落とされて2度目の人生を送ることになったとしたら、
ライカ
なんでだと思う?
クロオ
どんな話かと思えば、、
たまに突拍子のないことを言うやつだったけど、今回はそんな感じではなかった
いつもと違って真剣な眼差しがこちらを見る
クロオ
ん~
クロオ
犯人をつきとめろってことなんじゃね、?笑
クロオ
それか、自分がそうなる未来を変えろってこととか?
ライカ
へぇ~、
ライカ
たまにはまともなこと言うじゃん
クロオ
酷いッ((
いつもの悪ふざけだ。
ライカ
クラスどこになると思うー?
クロオ
どこだろ~な
ライカ
早く行こ!
クロオ
おう。笑
さっきのいつもより大人っぽく、ミステリアスな雰囲気とは真逆のいつもの少し子供っぽい笑顔を見て安心している自分が居る
少しづついつもの礼華に戻ってきているような気がした
ライカ
今まだ人少ないね~
クロオ
もうちょいしたら混み出すぞ
クロオ
だから早く見ようぜ
ライカ
そうだね~
ライカ
えーっと
ライカ
あ、!あった
ライカ
うち2組だって
ライカ
鉄郎は?
クロオ
俺5組~
ライカ
わ、!結構離れてる
ライカ
これじゃすぐ教科書借り行けないじゃん!
クロオ
まず忘れる前提で話すな
同じクラスがよかった気持ちもあるけど
クラスが離れていてよかった点も何個かある
礼華がよく教科書忘れるから借りくるから話す口実ができるし、
ジャージもすぐ忘れるから借りに来て俺のジャージ着てるとこ見れるじゃん?
それ考えると違うクラスでもちょっとよかったって思える