青
桃
赤
黄
桃
青
君はどんどん行ってしまう
まるで…
昔…僕から…
離れていった 友達のように…
保育園、僕が5歳頃…
回想シーン
ーー美
ーー美
翔
青
紫
紫
青
ぼきゅはそんなことしてない
青
紫
青
翔
嘘つくのぉ?
青
紫
紫
青
紫
おりぇらがバカみたい
青
翔
紫
紫
時間の無駄だね
青
紫
ーー美
ーー美
青
回想シーン終了
青
身体が勝手に動いた
桃
ギュッ
桃
青
この人を困らせて しまうかもしれない
でも…
分からないこの感情が…
桃
青
桃
青
桃
青
桃
桃
桃
青
なんで保健室?
桃
自己紹介しない?
青
え、急すぎんか?
青
桃
俺は桃
僕は青です
桃
よろしくね
青、
桃
青
こちらこそ
桃
好きな食べ物は?
青
バナナ!
桃
桃
青
ん?笑ってる?
可笑しいですか?
桃
可愛いなってw
青
桃
----?
桃
青
じゃあ最後の質問!
青はどうして耳が 聞こえなくなったの?
予想外の質問だった
青
桃
ごめん、やだった?
いいですよ
桃
桃さんなら信じれます
桃
僕が5歳の頃…
青
紫
翔
翔
青
あの時は普通に暮らせてたんだ
もちろん声も出たし
耳もよかった
だけど…
壊れちゃったんだ
青
シ──────ン
青
いつもはすぐに返事を してくれる紫くん、
僕が来た瞬間に 抱きついてくる翔くん、
青
青
青
紫
翔
青
え?
今睨まれた?
ーー美
紫
ここから僕の人生は狂った
気がつけば
僕がーー美ちゃんを いじめたと言う噂が流れてた
僕はやってないのに…
でも…
僕の人生はもっと狂った
ーー美に呼ばれたのだ
なんだと思ったら
青
ーー美
ーー美
青
ーー美
ーー美
ーー美
見知らぬ薬を飲めと言うのだ
青
ーー美
くりぇないならぁ…サッ🔪
青
その薬を飲まないと
僕は殺されるらしい
しょうがなく僕は その薬を飲んでしまった
ここからだ…
僕の人生の歯車が
変な方向に進んだのは
青
青
ーー美
その時…
急にめまいが起きた
青
青
ーー美
ーー美
あたしのものぉ♡
あの薬を飲んだあと
僕は倒れていたそうで
でも
1番怖かったのは
声が聞こえないこと
青
こんな感じです
桃
ごめんなさい…
桃
なんで謝るの?
青
だって…
嫌われたかと…
桃
謝んなくていいのに
青
だってそれ青は何も 悪くないじゃん
青
ギュッ(手を繋ぐ
青
桃
俺は青の味方だ
青が頼れる 親友になれるように…
そして…
救うために
青
ありがとう…
でも治し方なんて 分からないよ…?
桃
諦めたら即終了、
一緒に頑張ろ?
桃
青
青
一生俺がお前を…
守るから…
桃
青
最後の「守るから」
聞こえたのは気のせいかな…
そして…
時が流れた
僕と桃くんは
親友になり、
誕生日も祝って貰えた
彼はお花のことも詳しく
色々なお花で通じ合った
学校のことなんて気にせずに
ただ桃くんと幸せな時を過ごせた…
そして…
明日は
七夕
桃
桃
もう決まってますぅーw
青
青
もう決まっていますw
桃
青
桃
桃
青
なんて書いたの?
桃
桃
青の耳が 聞こえるようになりますように。 青が幸せに暮らせますように。 桃
青
全部僕ッ!?
桃
青は?
青
いつまでも桃くんと 入れますように。 喋れるようになれますように。 青
青
桃
ほんとに青は 可愛いなぁw
桃
青
僕たちの願い…
叶いますか?
桃
青
青の耳が 聞こえるようになりますように。 青が幸せに暮らせますように。 桃
裏 青と付き合えますように。
いつまでも桃くんと いれますように。 喋れるようになれますように。 青
裏 桃くんと付き合えますように。
お互い知らない
この願い…
叶いますか?