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ハストン

はぁ...はぁ...

おい、待ちやがれ!

ハストン

畜生!いきなり何なんだ!?

この男、〈ベル・ハストン〉はとある研究所で被験者になっている男性であり同時に記憶喪失というどこまでも不幸な人間である。

彼は研究所から脱走して絶賛逃走中をしている途中である。

ハストン

くそったれが!!何でこんな目に...!

そしてもう一人...

光彦

はぁ...クソぉ...!

この日本人は〈道木 光彦〉 彼は子供の頃から警察が憧れだった。現実の【ヒーロー】であるからだ。しかしいざ大人になり警察になっても人間社会という名の現状の弱肉強食。醜さを知ると警官になって辞退して別の仕事に就職しようか迷っている所。

光彦

...どうするか

そんな悩みを嘆いていると...

男性1

おい、光彦。

光彦

あ、はいはい!なんでしょうか?

男性1

事件だ

光彦

...

光彦

詳細を

男性1

○○市、○○ビルで死体が発見された。ホームレスのような服装の30代後半の男性。身元は不明で拳銃で殺害されており、調べると口径9mmのグロック17で撃たれて死亡したようだ。

光彦

ふむ...オートマチック系のですね...犯人は殺し屋か何かでしょうかね?

男性1

さあな、ただこういう銃はアッチの国のモンだから裏の人間か...お前の言う通り殺し屋か...

男性1

現場にはさっき言ったグロック17が落ちていて、その他の証拠になりそうな物はなかった

男性1

とりあえず、殺された被害者の身元を探ってみる。

男性1

お前は聞き込み調査をしてこい。何か手掛かりがあったら俺に電話しろ。

光彦

はい、分かりました!

男性はそのまま立ち去って行った。

光彦

んー...辞めるのは当分先にしとこうかな

ハストン

...ふぅ、何とか逃げれたぜ。

ハストン

にしても、一体何だってんだ?どうしてあんな研究所に俺はいたんだ?

ハストン

...

あー、あー...報告する。

...これは少なからず...

...その際の確率...

92%...

...〈彼女〉は...

...これで以上です...

どうかあなた様の目で...

ハストン

ッ!!

ハストン

そうだ...俺は確か

ハストン

グッ...!!

...ちょっと待て!...

...その男性をどうする気だ!?...

...な、本物の...

...うぐ...あ....

ハストン

...

ハストン

よく分からねえな...

ハストン

ん?

ハストン

あれは...

彼は目の前にある、地面が他のよりにも黒く焦げたような場所に目を向けた。

ハストン

おいおい...何だこれは

ハストン

見る限り家でも燃えた後みてえな感じだな

彼はさらによく見ると焦げたノートのような物を見つけ、手に取る

中身を見ると...

ハストン

誰かの日記のようだな...これ

ハストン

えーと、何々?

ハストン

「あのクソ男、絶対許さない。いつもいつも私を殴りやがって...後気に入らないのが(作太〉。あの男にそっくりなのが気に入らない。だから殴って見た。「お母さん...お母さん...ごめんなさい...もう痛いのはやめてぇ...!!」って言って父親とは似ても似つかない...それがさらにムカつく。でも最高だった。気分が良くなった。よし、これからも作太ですっきりしよ」

ハストン

おいおい...クズすぎるだろ...家族が住んでたのか。家庭環境が悪すぎるにも程があるな

ハストン

理由は知らねえが誰が火を付けた?

ハストン

息子の子供からしたら不幸中の不幸じゃねえかよ

ハストン

とりあえず、これからどうするかな...

光彦

それで、何か知りませんか?

女性1

そうねえ...

女性1

あっ、そうだわ

光彦

どうしました?

女性1

確か...その事件当日に銃声が聞こえたのよねぇ...それで何事かと窓開けてみたら

女性1

なんか黒いスーツを着た人達が...なんか死体とかを隠す青いシートがあるじゃない?それで「何か」を運びながら近くの森に運んで行ってたわねぇ...

光彦

ブルーシートを...運びながら森に...?

彼はメモ帳にその情報を書き残す。

光彦

他には?

女性1

それ以外は何も知らないわ

光彦

なるほど、ご協力ありがとうございます。失礼します。

光彦

...

光彦

黒いスーツ...

光彦

近くの森...

光彦

報告しとかないと...

おい!何処にも居なかったか!?

はい、何処を探しても見つかりません!

チッ、逃げられたか...

まあいい。代わりはいくらでもいる。引き上げるぞ

彼は木に隠れながら自分を追っていた男性等を見る

ハストン

(まるで服装がスパイ映画に出てくるヤツみたいだ...【黒いスーツ】を着てる)

男性等は立ち去り、ハストンは胸を撫で下ろす

ハストン

あぶねえあぶねえ...

ハストン

それにしてもアイツ等、何が目的だ...?

光彦

って訳です

男性1

OK、感謝する

男性1

こっちは必死に調べてる

男性1

引き続き調査を頼んだぞ

光彦

了解

光彦

あれ?もうこんな時間帯か...

光彦

でも行くしかないよなぁ...

光彦

何かあるかも知れないし...

光彦

行ってみよう

ハストン

何とか生き抜かないとな

ハストン

しかし...

その瞬間、ハストンの耳に誰かが草道を歩く音が聞こえた。

光彦

ん?

ハストン

ん?

彼ら両方、互いに目を見つめ合う。ハストンは後ろを確認して、光彦は立ち止まって

光彦

うわぁ!?

ハストン

うおっ!?

ハストン&光彦

あんた、誰だ!?

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