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ギックリ腰とボーイズの話

ギックリ腰とボーイズの話

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ギックリ腰とボーイズの話

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2024年02月12日

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イギリス─ロンドン ある晴れた日

シャーロック

あぁ暇だ!退屈で死んでしまう!

ジョン

ええい!うるさいぞ!
シャーロック!少しは静かにしろ!

シャーロック

暇だ!bored!

ジョン

ちょ!シャーロック!!
室内で発砲するなァァァ!

パン─パパン! ドンガラガッシャン! 2つの音が重なった。

ジョン

一体何が起こったんだ?
シャーロック、ちょっと下見てくる。
それと銃はもう撃たないでくれよ。

シャーロック

もし撃ったらどうするんだ?

ジョン

その時はその時だ。
(どす黒い笑み(^三^))

ジョン

それじゃ、何かあったら呼ぶから。

シャーロック

わかった。

ダダダ─急いで下へ降りる音

ジョン

音が聞こえたのは確か
キッチンの方。
キッチンにはハドソンさんが
居たはず…嫌な予感…

ジョン

誰か倒れている!?

ジョン

?!

ジョン

ハドソンさん!!

ハドソンさん

あらまぁ!ジョン!

キッチンには割れたお皿と 大家のハドソンさんが倒れていた。

ハドソンさん

ごめんなさいね、
私ギックリ腰みたいなの。

ジョン

け、怪我は?!
手にかすり傷は?!

ハドソンさん

無いし、心配する事はないわ。
ギックリ腰以外ならね。

ジョン

すぐにシャーロックを連れてきます。

ドドドッ─階段を上がる音。

シャーロック

ジョン、下で─

ジョン

シャーロック、今すぐ下に来い!
ハドソンさんがギックリ腰だ!!

シャーロック

それぐらい物音でわかった。

ジョン

とにかく!下に来い!!

シャーロック

むっ…

ダダダッ─階段を駆け下りた音。

ジョン

シャーロック、
そっち側を持ってくれ。
僕はこっち側を持つ。

シャーロック

わかった。

ジョン

せーのでいくぞ、せーの!

ハドソンさんを二人で持ち上げ、 近くのソファへ寝かせた。

ハドソンさん

ありがとうね、ボーイズ。
いきなりのギックリ腰で
私どうしたらいいか困っちゃったわ。

ジョン

良いんですよ、ハドソンさん。
この家には男手があるので。

ハドソンさん

まぁ!

シャーロック

それにジョンは医者だ。軍医だがな。

ハドソンさん

そうだったわね。 
ありがとう、ボーイズ。

ジョン

いえ。

シャーロック

フン。

ハドソンさん

そうだわ! 
腰が治ったら二人にとびきりの
スコーンを作ってあげるわ!

ジョン

本当ですか?!

シャーロック

お菓子に釣られたジョン。

ジョン

うるさい!

ハドソンさん

良いのよ!
シャーロックも好きでしょ?
スコーン。

シャーロック

まぁ、美味しいとは思います。

ジョン

シャーロック!
美味しいのは当たり前だろ!

シャーロック

……僕が今まで食べた中で…

ジョン

ふっ、何だよそれ!ハハッ!

シャーロック

笑うな!ジョン!

ハドソンさん

(フフッ、
ボーイズのやり取り見ていると
早く腰を治さなきゃって思うわね。)

そしてこの後、ハドソンさんは腰を3日で治し美味しいスコーンを シャーロックとジョンにあげたのは また別の話。

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