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・オリキャラ出てきます


・個人の地雷には配慮しておりませんのでご自衛宜しくお願いします


・キャラ崩壊あります


―――




こつーん、こつーん、と複数の足音が響く教師寮の廊下。



彼等は最近噂のアブノーマルクラスの話で盛り上がっていた。




「なぁなぁ聞いた?問題児クラスの話!!」


「嗚呼、カルエゴ先生が担当してるクラスだろ?」


「なんかあったっけ?」



赤髪の教師の問いに、白髪の教師と黒髪の教師が応える。



「もー、知ってるだろ!収穫祭の特訓、特別講師の話!!」



「あー、あれね。凄い濃いメンツが揃ってるよな」



「なんか同情する」





話に夢中になっていた彼等は、目の前を横切ろうとする影に気付かずに



どんっ



衝撃音を奏でて、その影とぶつかってしまった。





「おいツムル~何してんだよちゃんと前見とけ」



「うわっ、ごめ、大丈夫ですか……って誰!?

生徒!?!?」





赤髪の彼────ツムルはぶつかってしまった人物に手を伸ばそうとして、そして目を見開いた。





それは、知り合いでも教師でもない少女。



肩まで垂れる黒髪と、黒曜石の瞳。


見た事の無い服を身に纏い、座り込むその少女は幼く15歳ほどに見える。



侵入者か、迷い子か、と3人の教師が身を固

め、少女を見つめていると彼女は顔を上げ───









「すんもはん、ぶつかってしもて。怪我はあいもはんか?


それと───、ここは何処か知っちょっと?」



「「「なんて??????」」」







これは訛りに訛っている少女が



魔界に迷い込んでしまった、そんな話である。







―――




「迷い込んでここまで来てしもたんじゃじゃっどん、薩摩へん帰り方。知ってらっしゃっと?



ダリ先生」




「ごめんなんて?」






「特徴的なイントネーションだね。

なんていう言語なんだろう」



「あはは、そげん珍しか方言じゃ無かど?

大袈裟じゃなあ、鳥足先生」



「なんて言ってるのは聞き取れなかったけど僕は鳥足先生って名前じゃないからね?」





―――



「もしかして、貴方は僕と同じ────」



「ん?わっぜむぜ(可愛い)服を着ちょっね。どげんしたんじゃい?」





「キミからは、イルマくんの様な匂いがしない……。ニンゲンなのになんで…」



「乙女に匂いなんて聞っんじゃなかど?鳥足先生」





―――






「空襲を知らすっ音、むぜ娘ん泣き声……





嗚呼、はよあん子ん元へ行かんにゃ。まだ幼かとじゃっであたいがおらんないけんのに。」









みたいな話面白そうだよね


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