未那 『 やっほほ~い! 初のノベル挑戦!』
鈴 『 下手でも 許して ください !』
未那 『 てことで 始まり !』
未那 『 学校、 恋愛 要素~!!』
❄️ 「 嗚呼 、 今日も 暇だなぁ……」
⚡️ 「 お、 みぞれさん やっほ~!」
❄️ 「 あ、レイラーさんこんにちは」
私は 違和感を 覚えた 。
好きな人なんて 居るはずも ないのに、
レイラー と 話す 時だけ ドキドキするんだ。
⚡️ 「 あれ、 どうしたんですか ?」
⚡️ 「 そんな 恋する 乙女 みたいな
顔しちゃって 。」
貴方は そうやって 私を 笑う。
よく 考えろ 。 私 。 相手は女子 。
好きに なるはずなんてない 。
でも この感情 、いつもと違う気がした_
❄️ 「 特に なんもないですよ ~ 」
⚡️ 「 ほんとですか ? 絶対 何か
ありそうなのに … 。」
❄️ 「 残念 ながら 気のせい ですね。
そういうレイラーさんは
どうなんですか?」
私は 動揺 しながらも そう答えた 。
あれ、 みぞれさん 動揺 してますか?w
なんて からかわれるんだろうな 。
でもその時間さえも 愛おしく
思えるかもしれない。
⚡️ 「 … そ、そんなことは 置いといて 早く
行きましょ ? 遅れちゃいますよ?」
貴方は 明らかに 動揺していた 。
いつもの 言動とは全く違う。
そんな様子すらも
可愛くて 愛おしい。
そして私は 慌てて返す 。
❄️ 「 あれ、 動揺してます ?w 」
貴方を 真似て言った言葉 。
意識 しているのは 気づいていないだろう。
⚡️ 「 別に ~ ? ほら 早く行くよ!」
貴方の 声色は 確実に変わっていた 。
そして 無意識に 握った 貴方の手は
とても 暖かくて 、 冬の寒さすらも
忘れれるぐらいだ 。
⚡️ 「 ッ … !?」
貴方は 驚いていた。 恥ずかしさからか
嬉しさからかは わからない 。
だが 確実に 貴方の 頬は 赤く染まっている。
…それは、 貴方にだけ 該当するもの
じゃなく 。私もだった …
恥ずかし気に 私は 笑う 。
貴方も 私の 様子を 見て 笑う 。
楽しそうに 笑う 貴方は 、
誰の笑顔よりも 可愛かった 。
風で スカートが ふわり と 揺れる 。
可愛らしく 。
⚡️ 「 てか … 風強いね ~ 。 」
❄️ 「 分かる ~ … 。 冷た…ッ」
貴方の 手を ぎゅっと 強く握り締める 。
暖かい 感触を 感じて 喜ぶ 。
貴方は 私の手に触れて 冷たいの
一言も 言わずに 綺麗だね 。 と
言ってくれる だけだった 。
気を使ってるのかな 。 使わなくて良いのにな
気を使わない関係に なれば、
もっと … だなんて 考えて 、 貴方に
大丈夫 ? と 心配される 。
❄️ 「 あぁ、 ごめん。 色々考えてました」
⚡️ 「 んも、 危ないから気付けなよ?」
❄️ 「 反射神経ダメなので コケたら
支えてくださいね ?」
⚡️ 「 勿論 !」
私は しませんよ。っと返ってくると
思ってた 。 でも 予想外の 返答が来た。
私の口から 何も出なくなって 、
頭の中が 真っ白になった 。
⚡️ 「 てか、もう着きますよ!」
貴方は 気を使って 答えてくれた。
先輩だから 靴箱の 位置も 違う 。
ここで お別れか 、 と 内心悲しんだりする。
⚡️ 「 じゃ、 また帰るとき~!!」
貴方は そう言って去ってしまった 。
教室の中は 最近 やっと 暖房が 着き始めた。
もう 12月 半ば なのにな 。
私は クラスの 中では 静かで陰キャ 。
誰とも 話さず 過ごしている 。
貴方が いなくて悲しい 。
… やっぱり この感情 は 『 恋 』
なのかも 知れないね 。
クラスの 女子が 騒いで いる 。
なにやら レイラー さん … いや、 先輩に
告白した 男子が 居たらしい 。
その先の ことが 何も 聞けなくて 。
私は 1人 呆然 としていた 。
好きでもない 先輩が 付き合うだけで
何が … と 考えたけど 何故か 悲しい 。
どうしよう。 先輩に 置いてかれる 。
私は 告白したらしい 男子 、 涼 に
嫉妬してしまった 。 どうしても
譲れない。 先輩のことは。
私と 話して 。 私と遊んで 。
私から離れないで 。 私を好きになって。
私以外と 付き合わないで 。
私を 嫌いにならないで 。
私をこれ以上 苦しめないで … ッ !!