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青「…大丈夫…こんくらい平気やで…」
白「なぁ…まろちゃん…」
いい加減、本当の自分だしてや
白side
僕のメンバーにはとても個性が沢山詰まってる人がいるんや。
真面目だけど、みんなより超変態な社長
声がプテラノドンの僕の相棒
最年少で可愛いけど、みんなよりもかっこいい
筋肉って言われてるけど、実際はみんなのママ
…みたいな人がいるんやけど、ある一人の人は言い方が悪いけどな個性が全くないんや。
静かやし、我慢しとるし…多分な。
でも、我慢すんな･もっと騒げとは言わんよ？
でも、本当の自分を見して欲しいだけや。
いつか聞ける日が来て欲しい。
青side
俺は本当の俺を隠しとる。
本当はうるさいしヤバいやつだし…変態やし…
とにかく自分を隠しとる。いつも偽りの自分で生きてる
でもこれでええねん。
嫌われるよりはさ…
白side
ついにこの日が来た!!
まろちゃんと2人きりの時間が!!
…でもな、やっぱりまろちゃんは…
青「……」
静かにしとる。
…よし、話します。初兎、行きます。
白「…まろちゃん〜？」
青「…ん？なんや初兎？」
ほら、また偽りの笑顔。
本当の笑顔が見たいんだよな〜…
白「…まろちゃん..ってさ」
青「…?」
なんで本当の自分を見せてくれないの？
青「…はっ…？」
不思議そうな顔で僕を見てくる君。一瞬目が泳いだのを僕は見たぞ。
青「な、なにがや？」
青「まろはまろやし、本当の自分を見せて…」
ないでしょ？
白「また嘘ついて…なんで本当の自分を見せて..」
平気。
青「…大丈夫…こんくらい平気やで…」
…はぁ…
白「なぁ、まろちゃん…」
いい加減、本当の自分だしてや
なんとかして聞きたいから少し声のトーンを低くして言ったけど…
白「(怖がられたかな…?)」
まろちゃんの顔を見てみると…
今までになかった、目の中にハイライトが付いた
まろちゃんと目が会った瞬間、まろちゃんは号泣してしまった。
青「う”ぅｯ…ﾎﾟﾛﾎﾟﾛう”っれッ…ﾎﾟﾛﾎﾟﾛｸﾞｽｯ」
青「ごめんなぁｯﾎﾟﾛﾎﾟﾛいや、ごめん”なさい”..ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ」
僕はどうしようと迷いながらも…
ギュッ
心を温めることにした。
白「ごめんね。僕の方も気づかなくて…ﾎﾟﾛ」
僕まで泣いてしまったよ。
白「なぁ、まろちゃん？」
何があったか、1から100まで言ってくれへん？
青「…ｸﾞｽｯ…実はなぁ…」
青side
俺の親は俺に対してとても厳しかった
「怒ってはダメです。嫌われます」
と母は言い、
「泣くんじゃない、男は我慢しろ」
と父は言う。
父と母の言うことは何がなんでも守らなければいけなかった。
じゃあ、言うことを守らなければ？
母「このクズがッ!!」
ガッ!!
青「う”ｯ?!…ゲボッ…ﾎﾟﾛ」
父「親の言うことも聞けないのかお前は!!」
バチンッ!!ボガッ!!
青「あ”か”ッ…?!」
ポタ…ポタ…
母「やめろ!!汚い血を吐くんじゃない!!」
ドンッ!!
青「い”ッ…は”ｯ…」
父「こいつ殴ってもただストレスが溜まるだけだ、飯行こうぜ」
母「…そうね、行きましょ。」
スタスタ…
ガチャン
誰かにとっての幸せは誰かにとって、辛いことでもある。
俺は家庭だけに嫌われてる訳じゃない。学校でも嫌われてる
朝来たら机にマジックで悪口書かれたりしたこともあるし
俺の荷物が全て無くなったこともあったし…
でも、いつも俺を脅したりパシリにしたり、いじめたりしたのは大体校長の息子。
そいつはいつも言ってた
「俺の親に言っても、なんも起きないからなwお前は一生俺の奴隷だ」
って、言ってた。今更思うとばかばかしいんだなって思ってた。
でも、俺にも限界がある。精神的にも。
だから俺は…俺は…!
青「今の自分にしたんや…ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ」
白side
僕はまろちゃんの話を聞き終わると、一瞬で大量の涙を流してしまった。
白「まろちゃんにはﾎﾟﾛ大変なこととか、辛いことがあったんやね？ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ」
僕はまろちゃんの気持ちに寄り添った。
白「でも、もう大丈夫や。ｸﾞｽｯ今は本当の自分で生活しなね？ﾎﾟﾛ」
白「リスナーさんも、そして僕もメンバーにも、本当の自分を出しながら生きようやﾆｺﾘ」
青「…おん..!!…ありがとうﾎﾟﾛﾎﾟﾛ…ありがとう。しょうﾎﾟﾛﾎﾟﾛ」
それからと言うと、まろちゃんは本当の自分として生きてる。
今までよりはるかに元気。
メンバーのみんなはほっとした顔でみんなを守りあってるんや。
そして、メンバー全員で約束事･絶対ルールを決めた。
そして、今も昔も俺は初兎のことを好きでいます。
偽りの自分から解き放してくれた君。
END
✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼
皆さんは本当の自分を隠してませんか？
本当の自分を隠して偽りの自分で居てもいいですが、
偽りの自分で生きることで、何も楽しめませんよ？
どうせなら、、、、
本当の自分で人生楽しむ!!
という自信を持ってみてはいかがでしょうか。
それでは、また。
コメント
5件
自分を偽ることで自己防衛したり認めて貰えるように努力したりする人ってよくいるなって思った ネット活動者とか多いイメージ。 だけどこの白青は本物を隠すことなく活動していきそうだな まあ俺はなんも隠してないけど！！！ よく考えさせられた コンテスト参加ありがとう！ 気長に結果待っててねええええ
普通に泣きました😭
