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どうか、生きて

どうか、生きて

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第1話

♥

25

2024年03月03日

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「はぁはぁはぁはぁ」

『ほら、速く!』

「ごめ、はぁはぁ」

『ほら、私の手に捕まって!』

「!、うん!!」

手を掴もうとした途端に、足がずるっと滑り

転んでしまった、床がコンクリートだったため膝から血が出ていた、

転んだ少女は、瞳に涙を浮かべ必死に立とうとした、でも足が痛いためか立てなかった、

それを見たもう一人の少女はしゃがみ手を

また、差しのべた










「はぁー、また怒られたよ、」

『あぁーあの、鬼に?笑』

「そうなの!ほんっとにうざいよー

ただ消しゴム忘れただけであんな怒る?」

『いやぁー普通の先生はあんな怒んないな』

「だよね!てかお腹空いた」

『わかる!お腹空いたなぁ』

『寄り道しちゃう?笑笑』

「だめだけど、寄り道したいなぁ」

「そんぐらいお腹空いた!」

『やばっ!雨降りそうだよ!』

「ほんとじゃん!早く帰んなきゃ~!」

「また怒られちゃう!」

「なんで濡れてるの??って、うざいなぁ」

『えぇー雨降ってるのに?』

「雨降ってるのに!」

『「笑笑笑笑」』

まただ、あの子達ずっとずっと一緒にいる、

なんで、なんで、、、、

私の方が、、、惨めだ、こんなこと思って

馬鹿だ、なんでそんなこと思っちゃうの

うらやましい

そんなこと思っても意味ないのに、、、、

ほんっとに、馬鹿だなぁ、、、、








なんでぇ、なんでぇ、あの子が、うぅっ

馬鹿らしい、さんざんあの子のこと傷つけたくせに!!いなくなったら良い親ぶって、最低だな、こんな親居なくなれば、

良いのに、

「あの、!ここから近い公園ありますか?」

子供か、8才くらいの小さい子供

昔の私みたい、年齢が8才なのに身長が

みんなより小さかった、

だから、馬鹿にされて、、







「もう、どうしたら良いのかな、?」

『、、もういっそのこと2人で逃げる?』

「いいね、それ、もうここ疲れたし、」

『じゃあ、!どこ行く?』

「此処よりずっと離れた場所、かな」

『名案!じゃあ此処から西の方に行こ!』

「わかった、明日の今の時間に集合」

『はやっ、!まぁいいけど笑』

「じゃあまた明日」

『うん、!また明日』







なんで!浮気なんかしたの?あり得ない

ごめん、つい、

つい、だけでやって良いことじゃないよね!

もういい!呆れた馬鹿馬鹿しいもう、二度と会わない貴方となんか

ごめん、


またこうなっちゃった、馬鹿だな自分

浮気しちゃいけないなんて自分が一番わかってるくせに、

なにやってんだろ、笑笑

ふと、二人の少女に目がいった

二人で肩を並べて笑いあう姿に、

目が 離せなかった







自分が持ってるクラスにいじめが起きていた

今まできずかなかった いじめられいる人は

今日怒ったあの子達だった、いつも一緒に居て あまり目にいれてなかった

自分が教師になる夢は子供の頃からだった

いじめをなくすために教師になったのに

意味ないじゃないか、今までしたこと全てが

無駄になった、もう終わりだ教師失格だ

でも1つだけあの子達に言いたいことがある

「どうか、生きて」






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