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リアル罪人ゲーム

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第1章Prolog/見たことの無い部屋【Tubasa視点】

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2022年05月28日

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ゴォォォ…

どこからか吹く風の音。

掠れていた景色が少しずつ 鮮明に映し出されていく。

???『…よかった、気が付いたんだね』

最初に俺の目に入ったのは、5つぐらい歳が離れた人。

周りの風景を見ると、どうやらここは学校のようだ。

Tubasa/翼颯『…なんで学校にいんだ?』

俺はふと思う。

…そういえば、他のメンバーはどこにいったのだろうか。

???『…今、ここにいるのは君と僕だけなんだ』

と、少年は言った。

Tubasa/翼颯『…そうなんだな、俺は風神翼颯。気が付いたら、この部屋にいて…』

???『僕は相川潤です。僕も気が付いたらこの部屋にいて…』


◇相川潤(アイカワ ジュン)

現在 高校1年生。

部活帰り途中 罪人ゲームに巻き込まれた。

俺 翼颯と同じ部屋にいた。


Zyun/潤『それにしても…ここは学校?なんだか、様子がおかしいような…』

潤は疑問に思う。たしかに、今 この現状を見ていると…少し疑問に思うところはいくつかある。

Tubasa/翼颯『扉が開かねぇ…』

教室のドアは、何故か不思議な力で閉じられている。

アイツ(ピエロ)の目的は一体なんだろうか。


ピエロ『ケケケッ…ようこそ、罪人ゲームへ!』

高笑いするピエロの声。

Zyun/潤『ざ…罪人ゲーム?』

潤は初めて、聞いた言葉に戸惑っている。

簡単に言うと…有罪ゲームみたいなものか。

ピエロ「『お前達の罪状は、“業務上過失致傷“や*“横領罪”*など種類豊富な物ばかり…ケケッ』」

たしかに、罪状は種類豊富なものばかりだ。

Tubasa/翼颯『…一体何が目的なんだ?』

ピエロ『目的は1つ…君達を売り物として売りさばくため…』

つまり、俺達は…”*見世物”*として売りさばかれている…ということか___


俺達は暫く無言になっていると…

キーンコーンカーンコーン

学校のチャイムが聞こえた。

ピエロ『…おや、そろそろ会議の時間だ。それでは、楽しんできてもらおう…』

恐怖と疑いの世界へ___


次回 ついに第1章の物語が始まる__

生存者は18名。誰が人狼なのか…皆様も、推理しながらお楽しみください。

それでは、今回使われる部屋や今回の物語についてをご紹介します。


今回の物語について

プレイヤー達が目を覚ますと、そこはかなり前に寂れた廃校だった。

黒幕は、Tubasaくん達を*“売り物”*として売りさばこうとしている。


部屋について

・教室/人狼追放会議に使われる部屋。

・自室/空き教室が改築され、新たに作り出された。

1人 1部屋用意されており、役職者には特別な端末や装備が置いてある。

・食堂/様々な料理を作ることが出来る場所。

会議場所としても有効活用に使われる。

・屋上&屋外プール/処刑場所として使われる場所。



今回の役職について

〜村人陣営〜

・生徒/6名  ・占い師/1名

・霊能者/1名 ・狩人/1名  ・共有者/2名


〜人狼陣営〜        〜第3陣営〜

・人狼/2名 ・狂人/1名  ・妖狐/1名

以上 15人村


それでは、第1章の世界へ行きましょう…

次回#第1章 1日目に続く___

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