私は、斎藤佳奈!今日この木野葉高校に転校してきた!!
いやー、不安だなぁ…どんな子達がいるんだろう?そういえば、案内してくれた凛ちゃんは何年何組なのかな?
そんなことを考えていると、教室から先生が私を呼ぶ声が聞こえてきた。
ついに………
運命の時が来るーーー!!!(自己紹介)
私は教室に入り、先生の隣に立った。
「それじゃ、自己紹介お願いね」
先生が私にそう言葉をかけた。
「は、はいッ」
大丈夫…自己紹介の練習は沢山してきたんだもん!!きっと大丈夫!!
私は緊張しながらも、ゆっくりと口を開いた。
「初めまして!斎藤佳奈と言います!佳奈って呼んでくれたら嬉しいです!!えっと、えっと……こ、これからよろしくお願…よろしくお願いします!」
途中で噛みながらも、何とか言い切った。
教室からは、疎らな拍手が聞こえてきた。
よ、良かったー、冷たい目で見られたらどうしようかと思った…
「はい、よろしくねー、じゃ、斎藤さんの席はあそこに座ってる鈴木さんの隣の席ね」
先生が指を指した方向を見ると、凛ちゃんがいた。
えっ、同じ学年?!しかも、同じクラス?!私は動揺しながら凛ちゃんの隣の席に向かい、座った
「凛ちゃん、まさかの同じクラスだったんだね!嬉しい!」
小声で話しかけると、凛ちゃんも小声で応えてきた。
「うん、凄いね。これからもよろしく」
そう言ってにっこり笑った凛ちゃんを見て、私もほっとした。
よし、明日からの学校生活、楽しくなりそう!
私は張り切って、心の中でガッツポーズをした。
まさか、凛ちゃんが、あの人だとは知らずに…
〈アトガキ〉
ども!えふです!
今回短くなっちゃいました…すみません🥲🥲🥲
次回からもお楽しみに!!!
コメント
2件
短くても面白いからおk