✧糸i師 冴 × 糸i師 凛
✧全て自己満 + サッカーしてない
にいちゃんはかっこいい
何でもすぐにこなしちゃうし何かするたびにかっこいいと思ってしまう自分がいる
そんな兄が好きだった。
*
「凛、今日もやるんだが近くで見てるか?」
「‥うん!!」
兄はSNSで人気のBLシチュエーションボイス配信者だ。
俺はその中には参加できないけど、兄の声が好きだから毎回近くで聞いている。
「それじゃあ始めるぞ。毎回のことだが声を出すな、動き出すな。それだけだ」
毎回のようにこれを言い出す。分かってるのに
凛は顎だけで返事をする
それを見た冴はスマホの開始ボタンを押した。
「今日の台本は、たまたま会った同級生と‥です。」
同接8000人もの人が冴の配信を見ている。
やはり兄はかっこいい
小さな口ではっきりと言葉を発し、それで視聴者を魅了している。
もちろん視聴者には顔なんて分からないだからこのことを知っているのはたった1人俺だけ
*
「今日はこれで終わり、台本提供者〇〇さん」
これが配信の終わりの合図。終わりだって言っているのにコメントがたくさんある。
今日の配信もかっこよかったです✨またの配信楽しみにしております!!
Sくんかっこよかったよ♡
次の配信も待ってます><
やはり悪質なファンとは本当にいるのか?
明らかにこの配信とは場違いなコメントをしている。兄の表情を見ても何もわからない
「‥なんだ、顔になんかついてるか?」
「ついてない!!」
そう言い、部屋を出て自分の部屋へと戻る。
*
部屋へ戻りボフッという音を立てベッドに身を投げる。
別に兄の配信なんか聞きたくはないけど、ないけど!!今日は特別に聞く
アプリを開き、最新の動画をタップする。
*
『ねぇ、こういう事期待しちゃった?』
胸の鼓動が早くなる。
本物の兄はリビングにいるのに、何故か今はスマホの兄に夢中になってしまう‥
『少しイケナイコトしよ』
そこからリップ音やらいやらしい音が耳からたくさん聞こえてくる
やばいかも、
俺はそっと自分の陰茎を小さく擦り上げる
『こうやって擦り合わせて少し気持ちよくなって、これで満足してるの?』
「んぁっ‥♡」
全然足りない‥
おねがい、おねがい、、イかせて
『後ろほぐすからまだイっちゃダメだからな』
自分の指を後ろに回し、つぷっ‥とゆっくりほぐしていく
『えっろ、やっぱ才能あるんじゃないの笑』
『それとも期待してた?』
自分でも焦りすぎだとは分かっているけど、指が止まらない
自分通りには動かせず全て支配させているような気分だ。
目に溜まった涙を頬に落とし
「にいちゃ‥にいちゃん♡」
兄を呼ぶ
「ふーん、こういう趣味あったんだな」
「ぇ‥」
扉に寄りかかっており、俺を挑発するように言う
「その声で本当に満足できんの?」
コメント
3件
ねえねえねえねえほんとに最高なんだけどなぎちゃん...😿😿 続き楽しみ過ぎるよ > <