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どんな時代でも色褪せない四季達。

どんな時代でも色褪せない四季達。

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生まれ変わっても

♥

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2022年05月01日

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(四季映姫)「2人ともいいのですね?」

(真一郎)「はい」

(紗代子)「ええ」

(四季映姫)「2人が生まれ変わることは出来ますが、一つだけ出来ないことがあります。」

(四季映姫)「それは記憶。」

(四季映姫)「どちらかは1人だけで前世の記憶を消す必要がある。どちらにしますか?」

(紗代子)「……」

(真一郎)「……」

そりゃ、答えはもうあるわ。

(紗代子)「私がやるわ」

(紗代子)「私が前世の記憶を持って」

(紗代子)「生まれ変わるわ。」

(四季映姫)「真一郎、いいのですか?」

(真一郎)「……」

(真一郎)「俺はそれでいい。」

(真一郎)「もう一度見つけてくれるなら」

(真一郎)「何年経っても待ってるよ。」

(四季映姫)「分かりました。」

(四季映姫)「今から、生まれ変わります」

(四季映姫)「博麗紗代子、真一郎」

(四季映姫)「輪廻転生にすることを命ずる」

(真一郎)「紗代子」

(紗代子)「ん?」

(真一郎)「一緒に生まれ変わろう。」

(真一郎)「また会いに来てね」

(紗代子)「ええ、生まれ変わっても会いに行くわ。何年経っても、あなたに。」

(四季映姫)「輪廻転生。」


(西行寺幽々子)「……行ったわね。」

(四季映姫)「……あの2人は巡り会えます」

(西行寺幽々子)「……ええ、きっとね」

(四季映姫)「……」

(四季映姫)「人間って不思議なものね」

(西行寺幽々子)「私もそう思うわ」


長い時間で生き続けたこの命を

ついに終わりに告げた。

次の新たな時代で生まれるこの命で

あの子たちを守る。

もう二度と死なせたくない。

そして、真一郎とともに

この時代で共に笑い、泣き、歩む。

それが私の新たな役目。

どんな時代でも色褪せない四季達。

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