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好きになってごめんなさい

好きになってごめんなさい

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2

第2話 ダメなのに。

♥

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2022年07月21日

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好きになってごめんなさい

全話からお読みください!ジンホプ要素すこーし入っているのでご注意を…


Yoongiside

あ、この人今“最近”ヤってないって言った。未経験ではないんだな。

ふーん、気になる。

「…早速、、、ね?」

『じゃ、じゃあ失礼します…』


…ほんとに経験あんのか。これ。初心すぎるわ










濃厚なキスを交わし、息が苦しくなってきたところで唇を離した。

息が絶え絶えだ。

肺活量やばいな、常連のおっさんとは比にならない。

『はっ、苦しかったですか?』

「ふっ、ふぅ、、だいじょぶです、きもちかった//」

『良かった…』

なんでそんなに優しくすんだよ、こちとら彼女でもなんでもねぇのに。




『あの…、お願いがあって…』

「はい!なんですか?」



『声を、出さずにヤりたくて、、』

何そのプレイ。過去ヤってきた数々のプレイの中でもかなり嫌なんだけど。



「わかり、ました…!頑張ります!キムさんお上手だから、声漏れちゃうかも…」


『あっ、あと、もう一つだけ!』

何、まだあんの。

『ジナって、名前で呼んでくれませんか』

うわ、名前呼ばせちゃう?名前1回も呼ばなくても気づかないやつもいんのに、欲張りだな。まいっか。初めてのご利用の訳ですし?


「はい!わかりました。ソクジンだからジナ…?」

『あっ、そうです』

ガチでカップルのセックスだよ、こんなの。早く彼女作れや。

『ほんと、すみません…お願いが多くて、』


「いえいえ…」


「はぁ、、っねぇ、触って…じな…」

なっかなか始めないから、こっちから誘うような言葉をかけてやると、分かりやすく目の色を変えた。









「、ぅぁっ///ん、、ん、ふぅ、、」

身体中をまさぐられて、奥が疼く。

声出すよりも抑える方がムズいわ。


乳首を弄めていた手が、ふいに下に伸びる。

大事にするような優しい手つきでソコに触れられて、欲が煽られる。


付け根、裏筋、雁首、亀頭と辿っていく。こんなに大切にされてセックスするのは初めてだ。


「ぁ、…/// ぁ、はぁっ、んっ」

突如、上下に激しく扱かれてイきそうになる。

先走りでぐちゅぐちゅと卑猥な音がしていて、なんだか恥ずかしい。…恥ずかしいって、俺も初心かよ、慣れたことのはずだろ。


「んんっ、!♡でるっ、、///♡♡」


ピタリと手を止められて、出す気満々だったソコは寂しそうだ。

「なんっで、!じなぁ♡♡」

気持ちいいわー、とか思ってたけどやっぱ理性残ってるっぽい。だってリクエスト応えられるくらいだし。

『なんでってㅋㅋまだまだいけるでしょ?』

急にSなんだが。始まると人格変わるタイプ?

「いじわるしないでぇ…///イきたいのっ」

『そんなに言うならイキ地獄にしてやろっか?』

「…や、こわい」

えー、怖いわー。体力ありそうだしマジでトビそう。

『ま、イかせてあげるか。』

ガッとモノを掴まれる。

「あ゙っ!!」

『声出さないで。』

根元から激しく扱かれる。その間ちゃんと、各所を弄るのは忘れずに。

「ふ〜、!んっ、、、くっ、♡♡」

「あぁっ゙っ!!」

体が大きく跳ねてイった。

「はーっ、ふぅ、はっ、はっ、」

余韻に浸っていると、少し歪な指がナカへ入ってきた。

『あー、もう良さそうだね、ぐっちゃぐちゃだし。』

『あ、バックでいい?』

返事も聞かないまま、くるりと俺をうつ伏せにした。

広げるのもそこそこに、膨らんだソレを孔にあてがわれる。

ぐぷぷと音を立ててゆっくりと侵入してくる。

いや、こいつデカくないか。めっちゃキツい。

「ぅぅ、…い、いたい」

『少ししたら慣れるから大丈夫。それまで動かないから』

ゆるゆると腰を動かし、慣らしてくれる。

大丈夫と判断したのか腰の動きを速め始めた。


こいつ…上手い…

正直言って気持ちがいい。

声出したいわ。


「んっ、んっ、♡♡ はーっ、っ、!ふっ」

ナカを動くソレが、ぐちゅっと音を鳴らして俺の前立腺を突いた。

「はぁんッ!!♡♡♡」

背中を反らせ、天を仰ぐ。

『っくっ、、はぁ、』

どんどん奥へと進んでくる彼の性器は、大きさを増している気がした。

ついに最奥に辿り着くと、一度ギリギリまで抜いてから奥の壁に亀頭をごちゅっと押し当てた。

ビリビリと快感が駆け抜け、少し怖くなる。

「ん゙♡ん゙っ♡はぁぁ///」

きっと今の俺の腹は、ナカのモノの形が分かってしまうくらいにパンパンになっていると思う。

快楽に溺れ、久しぶりに演技無しのセックスをする。


「いくっ、///…っいくぅっ!」

イイトコロを突かれ続けた俺はついに達してしまった。

射精したことでギュッとナカが締まったのだろう。彼も余裕のなさそうな声を漏らし、ピストンのスピードを速めた。

めちゃくちゃに動かれて頭が真っ白になる。

「ああっ、はっ、ひゅっ、ひゅぅっ」

心拍数が上がりすぎて上手く息ができない。

『あぁっ、ホバっっ!』

どちゅんと最奥にソレを突き立てて、俺じゃない名前を呼んで彼はイった。

それと同時に俺も3回目の絶頂を迎えた。

意識がグラグラする。

それは何度もイったからか、“ホバ”という俺じゃない名前を呼んだからか。


余韻が残る頭が出した答えは

元カノかなんかを抱いてると思い込むために、声を出すなと頼み、バックでヤったのではないか。

という、なんとも皮肉なものだった。


なんか俺可哀想〜。とか思いながら、演技を続ける。

「はぁっ、はっ、んっ、ふぅ、、」

『はっ、はっ、気持ちよかったですか…?』

「っとっても、きもちかったです…♡」

ホバって誰だし。と、聞きたい気持ちを抑えて眠くなっていくフリをする。

「きょうは…ありがと、ございました」

ふわりと微笑む。

どうせこいつは俺の事見てねぇんだろうけど、仕事だから。やりきってやる。と意味もない言い訳。

『僕もとても気持ちよかったです。また、来てもいいですか…?』

「うん、待ってます…じな、ありがと…」

『あっ、お風呂、行きましょ。寝ていいから、身体洗いますよ。』

え、ヤりっぱなしで帰ってもらう方が楽なんだけど。なに、ずっと“ホバ”のフリしてないといけないの?

「っそんな!!いいのに…」

『いや、やらせてください。』








シャワーの音が響く。

『熱くないですか?』

「あったかくてちょうどいいですよ」

めんどくさくなって、例のホバさんについて遠回しに聞いてみる。

「なんでこんなに、優しくしてくださるんですか?」

すると、彼は綺麗な顔を少しばかり歪めてこう言った。

『もうお気づきかと思うんですが…』

『僕、少し前に彼女と別れまして…』

「、はい」

『その彼女だと思って貴方を抱きました。本当に、ごめんなさい…』

「どんな、彼女さんだったんですか?」

ボタボタと水が流れていく。

『とっても優しくて、可愛くて、明るくて…華奢だけど、体力がある子で…』

慈しむように、でもどこか悲しそうに彼は語った。


ふいに、抱きしめたくなった。

濡れた身体でジナを包む。

体格差で俺が抱きしめられてるようになっているのがなんだか癪だが…

何してるんだろ。俺。と頭の片隅で考えるが、そんなのどうでもよかった。

『あの、シュガさん』

「辛かった…ですよね、俺はちゃんと彼女さんみたくなれてましたか…?」

『はい、とても。似てましたよ。』

求めていた答えだったはずなのに、胸が軋んだ。

なんでだ。


ホバさんに似ていると言われるよりも、自分を見ていて欲しかった。と、また隅で声が聞こえた。




え、何これ。何、俺を見て欲しかったって。そんな気持ち無い。仕事だ。これは仕事。

考えるな、止まるな。無心になれ。

こいつはただの客。顔が良くて、優しかっただけの、ただの客。

ふっと身体を離した。

「すみません、こんなことして。」

『いや、嬉しかったですよ。』

彼女だと思い込んでいるからだ。


なんだかいたたまれなかった。

いいじゃん別に。ホバだと思い込まれても。なんでちょっと悔しいの、悲しいの。

___好きなのかよ。

どこか避けていた言葉。〈好き〉という言葉。

ドンピシャだった。


「さ、、もう上がりましょうか。」

『あ、』

「料金は…」

無理やり仕事に引き戻す。私情を挟まないように。











湿っているベットに座り込む。

俺と彼が繋がっていたことを証明する場所。


呆然としていた。俺は、この行為だけで、彼を好きになってしまったというのか。馬鹿馬鹿し過ぎないか。

でも、心はぬくもりを求めていた。



ポタ、と涙が溢れてシーツに吸い込まれる。

「…はぁっ、、、好きになっちゃっ、ダメなのになぁ……」

冷めた心は人の温度を取り戻し、純粋な恋をした。








お久しぶりです〜!夏休みに入りました!母にスマホ使いすぎだと怒られました、近々没収されそうです…(´×ω×`)

今回はどうでしたか〜?書きたいことがおおすぎてぐちゃぐちゃになってしもた…流れを変えてちゃんと結末に辿り着かねば。長い道のりになりそうですㅋㅋ


次回っ!Jinside書きます!(た、多分…)

いいね900!コメント5来たら出します!

ヾ( ˙꒳​˙ )バイバイッ

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