私達はただの同僚。毎日見舞いに行ってやる義理などないし、時間も無い。
然し五月蝿い程フョードルに強引に連れられるのだ
「今日も来てくれたんだ。」
ヒョードルから貰ったであろう本を片手にそっと微笑む彼は何処か窶れて見えて胸の何処かがそわそわした
「御前は………、死ぬのが怖く無いのか?」
野暮な質問なのかも知れない。けど、其れでも何処か穏やかで、救われた様な表情が気に食わなかった
「怖いよ、でも死んだら僕は鳥になれる。鳥になったら、きっとずっと3人で一緒にいれるからさ」
「なんだそれ、まぁ、でも」
其れも悪くないと思ってしまうのは、何故だろうか
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コメント
1件
ゴゴちゃん!!いや!!だったら一緒に死のう☆((太宰さんみたい☆ やっぱシグマ君はゴゴちゃんの事好きなんだなぁぁ!!初いなぁぁ!!