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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
愛されずに、1人で。

愛されずに、1人で。

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1

愛されずに、1人で。

♥

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2024年03月31日

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⚠死ネタ注意⚠



💜❤️


学生設定






_______________________








学校では、虐められ

家では虐待

誰にも愛されない

それが俺。

俺を愛してくれる人なんてこの世に居なくて、

他人は愛すのに、俺のことは愛してくれない。

いや、愛されない。

そんなんとっくにわかってた

知ってたし、理解してた

今日こそは、と思い

俺は屋上にいった


下校時間になるまでサボる

屋上で1人、歌を歌って

最後ぐらいは、楽しい思いをしたい。

そんな中、昼休みになったぐらいに

扉の開く音がした。

誰か来たようだ。


誰か、はクラスメイトの紫咲入魔だった




「こんなとこ来て、何すんの?」



俺がそう聞くと、そいつは答えず

フェンスの近くに行って、フェンスを登った


「お前こそ、何やってんの?」


「昼寝。なに、お前死のうとしてんの?」


「見たらわかるだろ、言わせるなよ。」


「なんかあったん?」


「……もう、期待されたくねぇんだよ」


「なんか、“疲れた”んだ。」



その時、入魔は言った『疲れた』と。

そんな事で死のうとしているのか、

俺は怒りがこみ上げてきたが

今更俺が、死ぬなよ、ともいえないし

何も言えない、何もできない自分に嫌気が差した


「……そ、」


俺から出てきてくれた言葉は、『そ、』だった

こんな事が言いたいわけじゃないのに。

口からは、素っ気ない言葉しか出ない


「…最後にお前と話せて楽しかった、」

「ありがとな、最後にいい思い出できたよ、w」


『やめとけよ、』も『死ぬなよ、』も言えそうにない

そんなとき、また扉の開く音がした


「いるまっ…!!?」

「なにしてんの、すぐそこから降りて…!」

「話聞くから…ねっ?」


「おう、」



なーんだ、いるじゃん。

友達がピンチのとき駆けつけてくれる人。

まだ俺と同じままかと思ったのに、

全然、じゃん。期待外れだったなぁ…

何が『疲れた、』だ。

人に愛されて、疲れることなんかないだろ

結局その日は、そんな気分になれなくて

次の日に持ち越した



_______________________






次の日、当たり前のように人は居なくて

昨日が嘘みたいに静かだった

やっとだ、やっと……

そう思いながら

俺は、いつもフェンスの先に居た

親友に飛び込むようにハグをした









_______________________








「皆さん、落ち着いて聞いてください。」


先生がそう言うと、クラスは静まり返った


「昨日、“暇 夏樹”さんが亡くなられました。」


わっと教室がざわめきだす


「心当たりがある人は、職員室まで来るように、」

「何か情報がある人も、来てもらえると嬉しいです。」


心当たりがある人とは…誰なんだろうか、

あいつが居なかったら、俺はあの世で御臨終だった

桃が来るまでの間、喋ってくれていたのはあいつだ

不器用ながら人は、死なせないようにするのに

自分は死ぬのかよ、

よくわからねぇやつだな…w



“暇 夏樹”は確かに実在した。

人は忘れられたとき、初めて死ぬんだ。

俺が忘れない限り、感謝する限り

あいつは死ねねぇんだよ。

ざまぁみやがれ、あの馬鹿がよ…w

俺も、お前に忘れてもらえなかったから、

今生きてるんだ、

そのうち、俺みたいにまた会えるよ

俺を救ってくれた感謝はできなかったけど

俺があいつの存在を忘れないでいよう

それで十分なはずだ。


なぁ、そうだろ?

また、会える人楽しみにしてるよ。





俺の最愛の恋人さん…w






_______________________





⚠主出ます⚠




皆さん、こんにちは、こんばんは、おはようございます!

えー、いなと申します!!

私は、プリ小説をやっていまして

ここに投稿させていただくのは

プリ小説のリメイク版です!!


私が一番喜ぶものは、コメントです!!

ですが、コメントは検索避けが必須なのでお気をつけください!

赤、や❤️は◎

🍍、🎮などは控えていただきたいですが、

そのまま名前を出すことは禁止ですので

お気をつけて!!


コメントお待ちしております!!


プリ小説メインですので、

こちらの投稿はゆっくり息抜き程度でやらさせていただきますが、

今後も、いなをよろしくお願いします!!

この作品はいかがでしたか?

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