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こんちゃ~学校行きたくなくて駄々ってた者です
第2話【成海くん、私と一緒にーーー】
「成海くん、私と一緒に逃げよう。」
そう言うと成海くんはぽかんとしていた。
成「は?」これが沈黙の後に必死に言った言葉だった
柚「は?じゃないよ真面目だもん」
成「分かりました、1つ聞きます。」
柚「なんだい?答えられる事なら答えるぞ」
成「なんでですか?」
柚「知ってるでしょ?私は一応お母さん達から
逃げながら生活しているじゃん?」
成「ですね」
柚「1人だと寂しいからね、巻き込もうと思って」
成「普通の人だったら嫌なんでしょうけど…」
成「僕は柚音さんが好きなので、一緒に
行ってあげます」
柚「え…?行ってくれるの!?」
正直、断られると思っていた。
成「はい」
柚「よし!じゃあ今すぐ行こう!」
成「分かりました、」
柚「とりあえず駅行こうか!」
成「ですね」
〜駅にて〜
成「どこ行きたいんですか?」
柚「う〜ん…どこでもいい?」
成「柚音さんと一緒ならどこへでも」
柚「はは…なにそれ…… 」
成「あ、嘘つきって思いましたね?」
柚「あ、バレた〜?そりゃ思うよ〜、 」
柚「バケモノと一緒ならどこへでも行くって
おかしいじゃん…ボソッ」
成「何か言いました?」
柚「ん〜?何も言ってないよ〜」
成「ほんとですね?」
柚「ほんとほんと!」
成「ならいいですけど…」
柚「じゃあ〜、北海道!」
成「なんでですか!?遠すぎません!?」
柚「どこでもいいって言ったのは君だよ〜?」
成「そうですけど…」
成「飛行機乗ることになりますよ?」
柚「別に大丈夫だも〜ん」
成「はぁ…じゃあちょっと、僕の家行きましょう」
柚「ん〜?まぁいいよ〜」
〜歩き途中〜
柚「ねぇ成海くん」
成「なんですか?」
柚「君はバケモノでも好きになれるのかい?」
成「う〜ん…なれますよ」
柚「へぇ〜変なn」
成「今好きなんですし」
柚「へ?マジで言ってる? 」
成「残念ながらマジのマジです」
成「もう家着きましたよ」
柚「!ボロッボロ…落書きまみれだし…」
成「クラスメイトの仕業ですよ、別に気にしなくていい」
柚「そう言われても…」
成「良いんです、前からなので」
成「何持って行けばいいですか?」
柚「自分の持っていきたい物持っていけばいいよ」
成「分かりました」
成「じゃあ、行きますか」
柚「だね」
柚「ここ家近いし寄っていっても良い?」
成「柚音さんの家って真逆じゃ…」
柚「実家だよ。お母さんが住んでる」
成「大丈夫なんですか?」
柚「この時間は誰も居ないよ」
成「なら良いですけど…」
柚「ほら、もう着いた」
成「え!?真隣じゃないですか…」
柚「そうだよ?」
成「ていうか柚音さんの実家だってボロボロ
じゃないですか」
柚「お母さん、ちゃんとする人じゃないからね」
成「そうなんですね…」
柚「なんで君がそんな顔するのさ〜」
成「すいません…」
柚「謝らないで。君が優しいだけだから。 」
成「優しくないですよ」
柚「ちょっと物取ってくる!待ってて!」
成「分かりました」
柚「ただいま〜」
成「早かったですね」
柚「玄関に飾ってあったからね」
成「何取ってきたんですか?」
柚「ほら、これだよ」
成「折り紙の…指輪?」
柚「うん、昔、私がお母さんにあげたんだ」
柚「忘れないように、持って行っとこうかな」
成「ですね、忘れちゃいけない記憶だと思います」
柚「よし、行こっか」
柚「とりあえず東京かな?」
成「ですね」
歩き途中
柚「あ、」
柚母「バケモノ!」
柚「走るよ!」
成「えぇ!?わかりました!」
駅にて
柚「電車!」
成「ちょうどいいですね!」
〜電車の中〜
柚「はぁ〜…危なかった〜」
成「はあはあっ…ほんとっ…ですよっ…」
柚「成海くん体力な〜ww雑魚じゃんwww」
成「うるせぇですっ…」
柚「ごめんごめんww」
柚「ほら、もう東京だよ!」
成「ですね…」
柚「よし!飛行機乗ろ!」
成「テンション高くないですか…?」
柚「初めてなんだもん!飛行機乗るの!」
成「以外です」
柚「そう?そんなことないと思うけど…」
この時間が、続けば良いと思った、けど人生そんな上手くいく訳無かったんだ。
私が甘かった。失敗してしまった。
だから私たちはーーー
ばいばい!♡2000で書きます!