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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
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【竜蘭】


この連載全ての話を通しての注意です。


・病み

・リスカ

・過呼吸

・不憫

・捏造しかない

・記憶喪失

・キャラ崩壊

・誤字脱字


*天竺平和軸

*幼少期捏造あり


話の内容わかりにくい所あるかもです💦


その他なんでも大丈夫な方のみご覧下さい🙇‍♂️




明日まで我慢。そう決めたんだから。


頭の中がぐるぐるして上手く考え事ができない


俺はなんで死にたいの、?


、、竜胆に嫌われちゃうから


うん、そうだ、俺は竜胆が戻ってくる前に、俺の存在を無かったことにしたい


そうだよね、俺は正しいよね、


でももし間違ってたら、、


いや、そんなはずない、


とにかく今は気を紛らわそう、


切って、切って、切って


このまま出血多量で死んじゃってもいい


むしろそうなって欲しいくらい


竜胆に嫌われる前に、死ぬんだから…


蘭「ぁ”う…」


くらくら…してきた、、


だめ…片付けてから、じゃない、と…



よし…これで大丈夫…


寝よ…


ボフッ



蘭「…」


死ねなかったんだね


でも、いいよ


これから死ぬんだから


これで、いい


遺書は前々から書いてたヤツに少し付け足して書き終わってるから大丈夫、


本当は書く予定じゃなかったけど…


きっと、何も変わらない。


よし、行こ


蘭「ふーっ…」


やっと、楽になれるの


辛いだけの人生を手放せるの


この世界とは、さようなら


蘭「竜胆が幸せになれますように」


…ばいばい、竜胆


三途「人の幸せ願うなら自分がそうなってから願えや」


蘭「…さん、ず、、?」


三途「…何、やってんの」


蘭「…ここから見る景色、綺麗だなぁって」


三途「…そんな嘘…」


蘭「嘘じゃないよ…俺はこれからこのきれいな空に昇るの」


三途「は…?」


蘭「三途も、ありがとう」


三途「おい、蘭…!!」


蘭「ばいばい」




三途「はー…ッ、ふざ、けんな…ッ!!」


蘭「…邪魔しないでよ、」


三途「はっ…それは無理だな、」


蘭「…俺を止めたって何も無いでしょ。」


三途「お前がいなくなったら竜胆が戻ってきた時どうすんだよ」


蘭「…記憶障害って事にして、俺の存在は無かったことにすればいいじゃん」


三途「…馬鹿言ってんじゃねぇよ」


グイッ


蘭「…はぁ」


三途「お前…軽すぎじゃねぇか…?ちゃんと飯食って…」


バチン!!


三途「いっ…なにす…」


ダダダダ


三途「は…ちょ、蘭…!!」


三途「…泣くくらいならビンタなんてすんじゃねぇよ…」



また、失敗した


もうダメだ


俺は…何したって…ダメ…


生きてるだけで辛いのに

死ぬことも…許してくれないの…?


助けて、助けてよ…


竜胆…



三途「________って事があって…」


イザナ「…」


ココ「蘭は…大丈夫、なのか…?」


三途「一応今は部屋にいるはず」


獅音「飛び降りようとしたって…相当じゃねぇかよ…」


鶴蝶「三途1人でよく持ち上げられたな…」


三途「それがよ…蘭のやつ…めっちゃ軽いんだよ…」


獅音「どういうことだ?」


三途「あれは多分…あっても40kgだぞ…」


ココ「嘘だろ…それは流石に…」


三途「いやマジだ。軽すぎる」


獅音「そんなにかよ…」


イザナ「…蘭もそろそろ限界かと思ってたが…とっくに限界超えてたのかもな」


鶴蝶「あぁ…これからどうするべきか…」


ココ「俺あとで蘭の部屋行ってくる」


イザナ「おう、頼んだ」



ココ「蘭、いるか?」


蘭「…」


ココ「…入っても、いいか?」


蘭「……」


ココ「…入る、ぞ…?」


ガチャ…


ココ「?!」


ココ「蘭!!やめろ!!」


蘭「…な”に”、?」


ココ「早く手退かせ!!縄ほどけ!!」


蘭「…」


ココ「蘭!!」


蘭「…はぁ、」


ココ「ふぅ… お前何やってんだよ!!」


蘭「…うるさい」


ココ「うるさいじゃねぇよ!!死ぬぞ!?」


蘭「そのためにやってるんじゃん」


ココ「なんでそんな…竜胆が悲しむぞ…、?」


蘭「その竜胆はいないじゃん。」


ココ「っ…!!でももう少しでちゃんと…!!」


蘭「どうせ嘘なんでしょ?もういいって」


ココ「嘘じゃない!!」


蘭「…というか…何で竜胆が悲しむから俺が死んじゃダメってなるの?俺の勝手でしょ」


ココ「…お前は竜胆が悲しんだら…嫌、だろ…?」


蘭「嫌だけど悲しまないでしょ。分かりきってる」


ココ「そんなことない…!!お前だってわかるだろ?!記憶がなくたって竜胆はお前の事ずっと気にかけてた…!!」


蘭「…だから何?あの竜胆は俺の事なんて知らないから。ただ兄弟だからって理由で気にかけてただけでしょ」


ココ「何でそんなに悲観的に考えるんだよ…!!」


蘭「もうこれ以上辛い思いなんてしたくないの。ほっといて」


ココ「でも…」


蘭「うるさい!!」


バンッ!!


ココ「っ…」


蘭「はー…ッ、かひゅ…」


ココ「…ッ、蘭…!!」


蘭「ひゅ…ッ、出て、って…!!」


ココ「でも呼吸が…」


蘭「出て、っ、てよ…ッ!!」


ココ「…ッ、、」


ココ「ヤバくなったらすぐ呼べよ…?」


蘭「早く…!!」


…ガチャ





三途「どうだった?」


ココ「…だめだ。全然話聞いてくれない…」


獅音「…なんで腹抑えてんの?腹痛い?」


ココ「いや…結構分厚めの本投げられてな」


鶴蝶「蘭が?!」


ココ「あぁ、かなり興奮していたからそのせいかもしれないが」


三途「…」


ココ「って、それより蘭が…!!」


イザナ「何かあったのか?」


ココ「今過呼吸なりかけてて…!!」


獅音「はぁ?!なんで置いてきたんだよ!!」


ココ「追い出されたんだよ!!」


三途「チッ…」



蘭「かひゅ…ッ、あ”…ひゅ…ひゅー…ッ、はっ…、ぁえ…、ひゅー…ッ」


ごめんなさい…


失敗して、迷惑かけて、傷付けて、、


こんな人間でごめんなさい…


苦しい、辛い、死にたいよ


もう、むりだよ


俺はあとどれだけ頑張ればいいの、、?


蘭「かひゅ…ッ、ひゅ…ッ、はっ…」


三途『蘭!!いるんだろ!?ドア開けろ!!』


なんで…来るの…?


バレないようにしなきゃ…これ以上迷惑かけたくない…


息止めて…手で覆ってれば大丈夫だよね、


寝てるって思ってくれるよね、


蘭「んぐっ…」


三途『蘭!!返事しろ!!蘭!!』


お願い、寝てるって勘違いして騙されて


俺の事なんか心配しないで


なんか…治まってきた…かも…


蘭「はっ…はぁ…ッ、はぁ…、」


三途『蘭!!いるんだろ!?』


もう俺に会いたくないって思われるくらい酷い事、したはずなのに


俺叩いたんだよ。嫌ってよ。なんで来るの


ほっとけばいいじゃん、俺なんてさ。


もっと酷いこと言わないとダメ…?


どうしたらいいの?


三途『蘭!!蘭!!』


蘭「…三途、」


三途『お前大丈夫か?!過呼吸なってるんじゃ…』


蘭「…はっ、何、ココ本当に騙されちゃったんだ。それで三途も焦ってきた訳?馬鹿だねぇ」


三途『は?』


蘭「全部演技に決まってんじゃん。騙されちゃってかわいそーw」


三途『…蘭』


蘭「小言なら聞きたくないから早くどっか行って。二度と来ないでよね」


三途『…』


蘭「…いつまでいんの?邪魔なんだけど」


三途『…無理して嘘つくな』


蘭「は?何勘違いして…」


三途『また来るよ』


蘭「…ッ、来んな…!!」


三途『…また後で』


トコトコトコトコ


ズルルル…


蘭「…ッ、なん、で…ッ!!ポロポロ」


ほっとけばいいでしょ


なんであんなに酷い事言ってんのに…怒らないの…!!


なんで…!!


…優しすぎるんだよ…


あんなに優しい人達にいっぱい迷惑かけてるんだ、俺…


ごめんなさい、、


次もし来たら…無視するしかないよね…


ごめんね…



イザナ『蘭、今いいか?』


蘭「…」


イザナ『蘭、いるんだろ?分かってるから』


蘭「…」


イザナ『夕飯、ここに置いとくからな』


蘭「…」



獅音『蘭…元気か、?俺あいつらみたいに言葉かけてやんの苦手だけどさ…なんつーか…蘭がいねぇとつまんねぇよ、早く元気だせ』


蘭「…」


獅音『…また今度一緒にどっか行こうな』


蘭「…」



鶴蝶『蘭、』


蘭「…」


鶴蝶『何も返してくれなくていいから、聞いてくれ』


蘭「…」


鶴蝶『実は竜胆がな、ずっとお前に会いたいって言ってるんだ。』


蘭「…」


鶴蝶『ただ前みたいになっちゃったらどんな顔すればいいのか分からなくてなかなか来れないんだってさ』


蘭「…」


鶴蝶『蘭はどうしたい?竜胆と話したくないならドア1回、話したいなら2回叩いて教えてくれないか?』


蘭「…」


…コンコン


鶴蝶『…分かった。竜胆に伝えておくな、無理すんなよ』



三途『蘭、ちゃんと飯食ってっか?少しでもいいから何かしら食えよ』


蘭「…」


三途『俺は…っていうか、俺達はさ、お前が生きてるだけで嬉しいんだよ。今は何もしなくたっていいから、無理だけはすんな。な?』


蘭「…」


三途『…頑張れよ、蘭。必ずまた笑わせてやるから』


蘭「…」


三途『また明日な、』



ココ『蘭、大丈夫か、?明日あたりに竜胆話に来ると思うからさ、、少しでもいいから声聞かせてやってくれ、それだけであいつは喜ぶと思うからさ、』


蘭「…」


ココ『何もしてやれなくてごめんな、、』


蘭「…」



イザナ「…竜胆、」


竜胆「うん、大丈夫…」


ココ「もう蘭が引きこもっちまって3日…」


三途「ちゃんと飯食ってんのかよ、?」


竜胆「兄ちゃん話してくれるかな…」


獅音「俺らん時は一言も喋ってくれなかったけど竜胆なら大丈夫じゃねぇかな…」


竜胆「とにかく行ってみるね…!」


イザナ「何かあったら呼べよ」


竜胆「うん、」




コンコン


竜胆「兄ちゃん、俺、竜胆だけど…」


竜胆「兄ちゃん、」


蘭「…」


竜胆「少しだけ話さない?少しだけでいいから。ドア越しでも全然いいから」


蘭「…」


竜胆「だめ…かな…」


蘭「…りん…」


竜胆「!!兄ちゃん!」


蘭「ごめん…」


竜胆「何が?!」


蘭「声出すの…疲れる、から…言いたいことあったら…勝手に言ってってい、よ…」


竜胆「わかった、、」


蘭「ごめ、ん…」


竜胆「大丈夫だよ!」


竜胆「あのね、どうでもいい話しよ!」


蘭「え…?」


竜胆「毎日励ましの言葉とか心配の言葉ばっかり聞いても兄ちゃん疲れちゃうかなって思ったの」


竜胆「だから今日は、どうでもいい、くだらない話しよ!」


蘭「ふふ、なにそれ 笑」


竜胆「えへへっ」


竜胆「________!」


蘭「__」


竜胆「________!!」


蘭「___?」


竜胆「_________!」


蘭「_____」



竜胆「楽しかった〜!じゃあ兄ちゃん、また後でね!」


蘭「…うん」


竜胆「…兄ちゃんは楽しかった?」


蘭「…うん、」


竜胆「!よかった!!」


蘭「…あり、がと、」


竜胆「どういたしまして!!」



蘭(楽しかった、な…)





長くなった~💦


後半雑になってしまった…ごめんなさい🙏


ばいばいっ!

【竜蘭】笑って [完]

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コメント

10

ユーザー
ユーザー

竜胆と蘭ちゃんが喋ってる時の_の長さが、竜胆の方が長いってことは竜胆が主に喋って、蘭ちゃんがあいづちとかうってるのかな

ユーザー
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