TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

ヴァン×らだお

ヴァン×らだお

「ヴァン×らだお」のメインビジュアル

2

オマケにカニ

♥

1,102

2024年03月26日

シェアするシェアする
報告する




何か意外と好評だったのでオマケですヮ!!

(おまけの長さじゃないけど…)

おにゅーで成瀬🦀が出てきます





─────────────────────

力二視点



いつも通り出勤して

いつも通り警察業務をこなして

いつも通り信頼する先輩とヘリを飛ばす


この生活に満足していたところに、非通知で電話がかかってきた。



力二『はいもしもし?』


???『やぁ力二。』


力二『誰すか?まず名乗れ?』


ヴァン『私ヴァン・ダーマー』


力二『ヴァンちゃん!どした〜?』


ヴァン『君に1つ伝えたい事があってね』


力二『何告白? 』


ヴァン『違ぇよ何でお前に告白しなきゃいけねぇんだw』


力二『え違うの!?じゃ何?』


ヴァン『お前の大事な先輩居るだろ? 』


力二『え………ちょっと居ないかもっすわ』


ヴァン『何でだよ居るだろ』


力二『ん〜〜〜〜〜〜〜…らだお先輩?』


ヴァン『そうだ。彼の首元によく注意した方がいいぞ?』



らだおの首元を注意する…?

何でだ…?



力二『は、お前らだおに何かした??』



嫌な予感が脳をよぎる。

しかし電話の向こうの人物はこちらの質問に答えることなく、話を進める。



ヴァン『彼はお前だけのものではないという事をよく自覚した方がいい。』


力二『まさかキスマでも付けた…?』


ヴァン『嗚呼その通りだ。何も悪くないだろ?』


信じたくはないが俺の脳はその意味を理解してしまった。

段々と焦りや不安が大きくなっていく。

らだおの隣は自分だけと、悠長にしていた。



ヴァン『らだおくんは私を全力で拒む事はしなかった。』


力二『…ッは?』


ヴァン『いつまで経っても、避けられるのが怖いという気持ちを理由にして動かなかった力二と』



やめてくれ、聞きたくない

信じたくない



ヴァン『何がなんでも手に入れるために行動した私とじゃ、差がつくのは当然だろう?』


力二『…分かった。そっちがもう行動してんなら俺だってもう遠慮はしないぜ』


ヴァン『そう来なくちゃな』


力二『てからだお”くん”って言った??いつも”さん”だっただろ???』


ヴァン『おや、何か問題でもあるのかね?』


力二『問題大アリだよ!馴れ馴れしくすんなよ!!』



つい大声でブチ切れてしまった。

まぁ俺は悪くない。きっと多分絶対に。



ヴァン『さっきも言ったろ?力二。らだおくんは』


力二『俺だけのじゃないって言うんでしょ、分かってるわ』


ヴァン『じゃあそういう事で。』


力二『は?ちょっ…』



ブチッ



くっそ切られた…

何なんだよ煽り電話しに来たのか?

…よし。取り敢えず



力二〈らだおさん?〉


らだ〈何ー?〉


力二〈ちょっと話したい事あるからさ、本署来れる?〉


らだ〈はーい〉



一旦首確認だよな!!

あと嫌がらなかった事も問い詰めなきゃ…



らだ「来たよー成瀬ー?」


力二「お、ちょっと失礼します」


らだ「え、は、何?何してんの??」


力二「ちょうるさいっす」



困惑してるし騒いでるけど知らん!

問答無用で首元をよく観察する。



力二「は〜〜〜まじであるし…」


らだ「…成瀬、何で見たの?」


力二「何で?ヴァンダマンから直接煽り電話来たから」


らだ「何煽り電話って」


力二「そのままよ。」


らだ「いやそのままが分からん…」



ん〜31 とは思えない!可愛いね!

何で31がヴァンダマンにキスマ付けられてんだ?



力二「お前ギャングに好かれすぎな??」


らだ「俺に言われても」


力二「じゃあ他に誰に言うんだよ」


らだ「知りませんけど…」


力二「あとヴァンダマンにそれ付けられた時嫌がんなかったってほんとか?」


らだ「嫌がらなかったというか…抵抗するより早く終わると思ったし…力では勝てないし…」



言い訳めっちゃボソボソ言うやん

うわムカついてきた



力二「抵抗しない方が早く終わるって何?抵抗してないからもっとやっていいんだとか思われたらお前ケツ終わってたぞ??分かってます???」


らだ「ケツ…!?何言ってんのカニ、」


力二「犯罪者に対して警戒心無さすぎじゃね?お前狙ってる奴多い事自覚しろよ」


らだ「警戒心はあるけどね別に」


力二「いやないから言ってんすけど?w」


らだ「ごめんって怒んないで」


力二「怒ってねぇし!別に心配とかしてねぇし!!らだお先輩取られるかと思って不安になったりとかもないし!!」


らだ「俺の事大好きじゃんどした?そんなキャラだっけ?」


力二「キャラとかいいっすそういうの」


らだ「えぇ…?」



何も理解してないじゃん結局

男同士だからって油断しすぎなのでは?相手はギャングのボスぞ??


…でも可愛い

こういうやり取りできるのが俺だけって考えると優越感がすごい



力二「とにかく!!」


らだ「はい」


力二「ギャングの呼び出しは気を付ける事!」


らだ「はーい」


力二「お前の事好きな奴は俺含め沢山いるんだからな!」


らだ「そんな事ないでしょ」


力二「あるから言ってんだってもー!!」


らだ「分かったって暴れんなw」



分かってないよこれは!!!

あーもう俺がらだおの周り警戒するしかないじゃん全くよぉ…



力二「俺がいる時はお前にピッタリくっついて行動してやる…」


らだ「え?こわ」


力二「可愛いだろ」





今日も警察署は賑やかなのでした

おしまい

この作品はいかがでしたか?

1,102

コメント

1

ユーザー
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚