コメント
17件
黄くん…、もしかして…、!? 予想が合ってるかわからないけどなんだか切ない気がしてきました😢💓
え、ちょっと待ってばかだけどすごい神作なのはわかった(
え、えまってどーゆー展開?! 律さん展開とか構成とか上手すぎて気になりすぎて夜しか寝れませんって😭💕突然の黄くん?!赤くんが忘れたい思い出って黄くんのことで、接点があったってこと??じゃあ桃くんと青くんとはどーゆー関係??めちゃくちゃ気になります〜🥺続き楽しみにしてます!!
続き
桃「赤はまだあの仕事続けてたんだね」
青「そうみたいですね」
相変わらず素っ気ない青色の彼は目の前に集中している。
現在、俺たちは車を出して赤を捜索中
赤がどこにいるかなんてさっぱり分からない。
見慣れた場所から行ったことのない街まで行ってみたりした。
わかっていたけど簡単には見つからなかった。
手分けをして探した方が赤が見つかりやすいだろう。
そう思って部下に声をかけようとしたら青に止められた。
「万が一赤くんに遭遇したらやられる可能性が高いです」と
青の言う通りだ。
だから俺は素直に従い2人で探すことに決まった
突然青が口を開いた。
青から話すなんて珍しい。
青「桃くん喉乾いてませんか」
桃「ん?ぁ~、乾いたかも」
青「僕コンビニ寄ってきます」
桃「いてら、俺ブラックな」
青「はい」
車内に俺を残し、青はコンビニに向かった
見たところコンビニは見当たらない。
わざわざコンビニから離れた場所に車を停めたらしい。
なんでこんなことをするのか
考えるのを辞めて目を閉じた。
雨は降っていないがどんよりとした空
特にすることのない俺は部屋の隅に座ることくらいしか思いつかない。
紫「今日は赤くんはお休みね」
赤「ぇ、なんでですかっ、!」
紫「赤くん最近任務行きまくりだから」
橙「任務は俺に任せい!」
赤「…」
橙「また無視されたぁ…」
紫「…っていうことだから、ゆっくり休んでね」
ゆっくり休めと言われても、何をすればいいんだろう
どこかに遠出する気力もないが、このまま部屋に閉じこもっているのもな…
冷蔵庫を開けると俺の非常食たちが無かった。
最近任務ばっかりで全然買い出しに行けてなかったな。
ゆっくりとクローゼットを開け、一般人のような格好をしてスマホを持ち外へと向かった。
赤「いちごみるくいちごみるく…」
近くのコンビニに行き、いつものものを買おうと棚を物色していた。
適当にカゴに入れてお会計を素早く終わらせ帰ろうとコンビニを出た
「こんにちは、初めまして赤くん」
見知らぬ青色の男に話しかけられた。
でも何故だろう。
初めてではない、懐かしい感じがする
誰だこいつ…。
「場所を移そうか」
貼り付けたような笑みを浮かべて、薄暗い路地へ向かった。
前を歩く青色の彼。
隠し持っていた拳銃を彼の頭に突きつける。
彼は静かに両手を上げた。驚いている様子はない
分かりきっていたかのように冷静を装っている。
「銃刀法違反ですよ」
赤「こんなところに連れてきて、なんのつもりだ」
目の前の青色の彼はクスッと笑いちらっとこちらに振り返った。
「黄くんのこと…覚えてるよね?」
彼が言葉を発した瞬間世界から音が消えたように何も聞こえなくなった。
息が苦しくなって、手に持っていたものを落としてしまった。
彼はすぐにそれを拾いポケットにしまった。
あの日の光景がまたフラッシュバックされる。
嫌だ。思い出したくない。
やめろ。消えろ消えろッ、!!
靄がかかった顔が晴れる前に青色の彼の胸ぐらを掴み必死にそいつに吐き捨てる。
赤「その名前を出すんじゃねぇ″ッ、!!」
……To be continued