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本人様とは関係ないです
Rあり
桃)えーと3-2…
ガラガラッ
そこには海のようにあおい髪の高身長…まろがいた
青)ないこ…俺さ…アメリカの大学行くんだ
ずっと伝えようと思ってたんやけど…言えんかった…
確かにまろは頑なに大学を教えてくれなかった…
桃)え…?
青)もう明日には出発なんよ…
最後に…ないこに伝えたかった
最後という言葉が頭に響く
桃)え…あ…頑張って!応援してる
青)…ないこ
顔は引き攣っていないか…泣いてないか…
もうごちゃごちゃになり教室から飛び出した
もうどんだけ走ったか分からないぐらい走って走って幼なじみの初兎ちゃんの家まで行った
ピンポーン
ガチャ
白)ないちゃん!?どうしたんその顔…
桃)俺諦めるべきかな…
白)え…ええとりあえず入り!
ふわふわ可愛い感じの初兎ちゃんの部屋
5分ぐらい沈黙が続く
気まずい
………するとその沈黙を割くように初兎ちゃんの低い声が響く
白)告白…失敗したん…?
桃)失敗…というか…まろが…アメリカ行くから最後に伝えるってことで伝えてくれたんだよ…
俺この恋諦めないといけないのかな…へへ
白)え…と…え?
白目線
え?ど…どうしよう僕は昔からないちゃんがすき
でもまろちゃん…ないちゃんのこと好きやなかったん…?
白)ないちゃん…僕の前なんやから泣いてもええんやで…
桃目線
その数文字で溜め込んでたものが溢れかえるような感覚に陥った
桃)おれ…あきらめたくないよぉぉお…ぐすっひっく
やだよ好きだもん…おれ…やだよぉお…なんで最後なんて言うのもう次はないの…!?!?もうわかんないよひっく
思いっきり泣いた
気づいた頃には外はもう暗くて雨が降ってた
桜…満開だったのちっちゃったな
白)ないちゃん…まろちゃんのことは一旦忘れた方がいいかも…
白目線
言うてもうた
まだ希望はあるかもしれへんのに…
私利私欲のために友人の幼なじみの初恋をふみにじった
罪悪感が半端ない
桃)そっか…そうだよね…2週間後には大学の入学式もあるし下向いてちゃだめよね
でも…あのさ…初兎ちゃんに頼むのは間違ってる気がするけどあのさ…俺を抱いて…まろを忘れさせて…
真剣な眼差しに僕は唾を飲み首を…縦に振った
そして僕らは体を重ねた
僕の部屋に響く水音とないちゃんの喘ぎ声___
そして時折言うないちゃんの
桃)ごめっ///♡ね…しょ~ちゃごめんね////♡♡
と謝る度罪悪感が増した
next___社会人の俺