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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
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こんにちは

早速どうぞ



















⚠注意⚠


何でも許せる方のみどうぞ






























































カランと扉を開けると、ベルがいつもと変わらない音を鳴らした。


「いらっしゃい」


ちょうど、机を拭いているバーのマスターが、優しい笑顔で迎えてくれる。その、優しい音声は、人の疲れを吹き飛ばしてくれる。


「こんにちは」


土曜日の夜。普通の会社なら、休みがあるが、あいにく私は休日出勤を余儀なくされていた。


いつもの事だと、思いながらカバンを机の上に置き、そのまま流れる様に座る。


「はい。水だよ」


グラスに入っている水を口の中に入れ、身体中に行き渡るのを感じた。


バーに来たのだから、酒を頼むだろうと思うかも知れないが、私は酒が飲めん。なら、何故此処に来たかと言うと、此処は私の祖父の家だ。


小さい頃に、通り魔に父親を殺され母親は精神が不安定になり、高校の頃家で首を吊って亡くなった。一人になった私は、祖父母の家に連れて行かれ、数年間お世話になり、今は立派な社会人になっている。


ほっと息を吐いてグラスを机に置く。


「仕事はどうだ?また、残業を押し付けられたのか?」


「順調だよ」


私が、そう言うと、マスター…祖父は心配そうな表情を浮かべた。


「本当か?隈が凄いし…無理はするなよ」


有り難い言葉だ。実を言うと、私はかなり無理をしている。


「大丈夫だよ」


グラスに手を添えた瞬間、またカランと言う音が聞こえた。


誰か客が来たのだろうと、後ろを振り返ると高身長男性が、立っていた。


「……マスター、いつもの」


祖父は、カウンターで酒を取り出しシャカシャカとグラスを上下に降る。いつものと言う意味が、分かるのなら結構な頻度で通っている客なのか?


初めて見た客だが、身長が高いな。


「お待たせ」


差し出された、Cocktailをクイッと片手に持ち、口の中に入れ、喉を潤す。


余り、見ていたら何だこの人と思われるよな。


視線を窓の方に見ると、ポツポツと雨が降っていた。最悪だ。今日は、天気予報では晴れだと言っていたのに。


通り雨だと、良かったのだが雨はどんどん強くなっていき、ザーザーと言う激しい音が室内の音楽を掻き消す。


「ご馳走様でした」


タクシーを拾って帰ろうかと考え、店を出ようとすると。


後ろから、グイッと手を引っ張られ、思わずよろめきそうになる。


「!?」


「日帝!?」


誰だ…?この人は…。


見ると、高身長で黒髪のシークレットパーマヘアーの、黒いスーツを着ている男性が、何やら驚いた顔をしながら、突然喋り掛けた。


いや、待て。何で、私の名前を知っているの?


「えっと…どちら様…?」


コレが私とあの人の_____






































最初で最後の初恋の話。







































読んで下さり有り難う御座います

それでは、さようなら









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雰囲気好きすぎる

ユーザー
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