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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
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ミリムは今、途方にくれていた。

「お腹が空いたのだ~」

ミリムが歩いているのは、王都ルグニカだ。

いったい何故ミリムがこんな所にいるかというと···


「おはよう、なのだ!」

ミリムが元気に扉を開ける。というか壊す。

「何で毎回毎回扉壊すのかな」

呆れたように呟いたのはリムルだ。

「まぁまぁ、いいではないか。それよりもリムル!」

「なんだ?」

「ヴェルドラとラミリスが異世界に行ってきたというのは本当か?」

ミリムが首をかしげる。

「何でお前がそれを知ってんだよ?」

「二人が自慢していたのだ!」

ミリムが何故か自慢げにない胸を反らす。

リムルはやはりと思った。そして頭をかかえたい気分になった。

ミリムが今から言おうとしている言葉を安易に想像できたからだ。

「私も異世界に行きたいのだ!」

やはりこうなったか。

たが、絶対に止めなければならない。

「駄目だ!」

「何でなのだ!」

「いいか?俺たちは世界を滅ぼせる位の力を持っている。力加減を間違えて、その世界に住んでいる人たちを傷つけたらどう責任をとるんだ?」

「それは···」

ミリムが口ごもる。

「だから今回は我慢してくれ」

「···わかったのだ」

ミリムが部屋を出た。

そして、ある場所へ向かう。


「どうだったか?」

そう聞いたのはヴェルドラである。

「だめだったのだ~」

ミリムがそう言うと、

「まったく!リムルったらケチね!こうなったらアレを使うしかないのよさ!」

ヴェルドラの肩に乗っているラミリスが言う。

「アレって、二人が異世界に行った時使ったものか?」

「うむ!ただ、異世界のどこにでるかわからないからな!前回も空中にでてしまったし···って聞いておるか?」

ヴェルドラがミリムの方を見るとそこには、もうミリムはいなかった。

「師匠!もうミリムいっちゃたよ!」

ラミリスが慌ててヴェルドラに言う。

「なっ!ミリムだけズルいのだ!我も···」

「ヴェ~ル~ド~ラ~?」

後ろから今一番聞きたくない声が聞こえた。

ヴェルドラが壊れたロボットのように振り返るとそこには、リムルがいた。


数時間後

ヴェルドラとラミリスに説教をした後、二人からの説明を聞き今度こそ

頭をかかえた。そして、今ミリムがいる場所を探る。

(シエル、ミリムのいる場所を特定できるか?)

<出来ないことではないですが、異世界のため少々解析が遅れます>

(どれ位かかる?)

<最低、三日はかかります>

(三日か···ミリムのヤツ、何もしないといいけど···)

リムルには、願うことしか出来ないのであった。







今回は転スラとReゼロのコラボ小説で、ミリムが主役です!

この回では、Reゼロのメンバーは出て来ませんでしたが、第2話からは

出てくると思います!

続けるかどうかはいいねのつきしだいです!ですのでいいねお願いします!

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