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ーわたしのパパうわきしてるの。 3ー



「ただいま~」

「おかえり!」

ママはきょうもつかれている。

「あれ、パパは?」

「パパは…」

あ、そうだった。パパ、マエコさんのいえにとまるんだった。

「マエコさんのいえにいるとおもうよ!」

「マエコさん?誰?」

ママはマエコさんのことをしらなかった。

「パパ、ママがいないときにマエコさん家(ここ)によんでたよ!」

「○○ちゃん、教えてくれてありがとう。今日の夜、パパが帰ってきたらお話しするね。」

「おはなし?わたしもさんかする!」

「していいわよ。証拠になるからね。」

ママはわらってくれた。おしえてよかったんだ。

「たっだいま~」

「お・か・え・り♡」

「どうしたんだ?怖い顔して…」

「貴方、浮気してるでしょ。」

「な、なんで…?」

「○○ちゃんが教えてくれたのよ。」

「○○、お前!『言わない』って約束しただろ!?」

「わたし、うわきがわるいことなのしってた。だからママにいった。こんなパパいらない!」

こんなパパなんていらない。

「マエコさん呼んでくれる?ちゃんと話したいわ。」

「わ、わかったよ。」

ママのえがおはうれしいえがおじゃない。おこってるようにみえた。

「早く別れてくださいよママさん。この人は私のことが好きなんですから。」

「!」

「そんなおばさんより私の方が絶対にいいに決まってるじゃない!」

マエコさんもおこっていた。パパはなにもはなしてくれない。

「パパはなんでだまってるの?」

「え…。」

「うわきしたのはパパでしょ?パパがげんいんでしょ?なんでパパがひがいしゃみたいになってるの?」

「そうよね○○ちゃん。あとさ、子供のことバカにしてるでしょ。」

「そんなこと…!」

「どうせ『子供なんてバカだから何してるか分からないだろ。』とか思ってるんでしょ?」

「ちょっと!可哀想じゃん!それでも妻なの?本当に愛し合ってたの?」

「マエコさん、だまっててよ。」

「!?」

「マエコさんはわたしたちのことしらないくせに、よくそんなこといえるよね。」

「えっと…○○ちゃん?」

「ママ、わたしこのひとたちきらい。みたくない。」

「そうよねぇ。ごめんねぇ!こんなやついらないよねぇ!!」

「ちょっと二人とも、怖いよ?」

「そ、そうよ!○○ちゃんも狂っちゃってるじゃん!」

「だからさ、マエコさんはだまっててっていってるの。あたまだいじょうぶ?みみきこえないのかな?」

「えぇ…。」

「それじゃあ、私たちは引っ越します。この部屋はあんたたちで汚れたからいりません!それでは!」

わたしとママはひっこして、いまはあたらしいパパがいる。

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