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第2章 人と妖怪の感情。
人間。それはとても興味深い生き物、そう僕は思ってる。
でも伏見ガクという妖怪に出会ってから、僕は「人間と妖怪の違い」というものに気付いた。
例えば人間は実体がある。でも、妖怪には実体がない妖怪もいる。
それに、妖怪はご飯を食べずに人を食べる。
こんなにも興味深いものに出会ったことはない。
そう僕は思った。
「ところで貴方の名前って何て言うんスか?」
「僕ですか?僕は刀也、剣持刀也って言います」
「刀也…いい名前っスね!!」
何故僕の名前を聞いてそんなオーバーなリアクションをとるんだ…。
別に人の名前なんか珍しくもなんともないだろ。
「えっとぉ…見た感じ高校生って感じっスね!」
「うん。僕は〇〇高校っていう、すぐ近くにある高校に通ってるよ」
「高校っスかぁ…良いっスね〜。青春って感じで!」
「別にそんなの無いですよw」
その後も伏見ガクと剣持刀也は話続けた。
何故だろう。
伏見ガクと話している時だけ時間を忘れられる。
でも…
???「ホントに役立たずね。産まなければよかったわ」
″帰らなきゃ″