TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

高校2年生になった_私達。

楽とはあれ以来会えていない。「あっ、ハル先輩!」と叫ぶと良斗が気づいたみたいだ。「おはよう!怱!」「おはよう!ハル先輩〜、最近ね、喉の調子がいいの、はやく放課後にならないかなぁ!」と言うと良斗が「ちょっと、まだ学校に来たばかりだぞ?」と笑う。「そうえば、奏音は?」「……………あの子、留年したんだわ、」「_____________え?」「ちょ、それって本当?」っと黎乱入。「出席日数が足りなくて、引きこもりとかじゃなく、、、」「あっ、奏音の…お母さんか…」と問うと「多分」と良斗が答え、引き続き黎が「そっか、じゃあ、今2年生?」「そうな…」「ちょっとぉぉ!留年の話しないでよ!恥ずかしいから!」と奏音がやって来た。私は、「あっ奏音。ん…?身長縮んだ?」訊くと「怱が大きくなったんだよ!」と反してきた。______放課後______コンコンコンとノックされ、“俺”が出た。「はいはーい!軽音部に何か用かな?」と俺__黎が出た。そう、俺達4人は全員軽音で音楽をしている。そして、「Alice in WonderRand」という今流行りのバンドを組んでる。覆面_眼帯、包帯を体に巻きつけ、顔がバレないよう、活動している。怱ちゃんが低音から高音まで出せるし、透き通るような綺麗な声をしてるから、ボーカル、「Answer」という名前で活動している。ハル先輩はギターで「Time」。カナくんはベース、「Question」、そして俺、黎はドラム、「Survival」。それぞれ、答え、質問、時間、生存という意味。『質問する、その答えはどう出す?時間は戻らない、今を生きる』という意味。と、んな事より、誰だろうな。「軽音ですよね?ここ………………あっ」「えっ?、楽ちゃんやん!」その、俺の一言に全員が反応した。最初に怱ちゃんが「えっ、愛希!?」続いて、ハル先輩が「ガチ?楽じゃん!」、そして最後にカナくんが「えっ…?ら、く?」と言う。そして、楽ちゃんが「え…あれ、みんな居るわ。もう会えないかと思っていたのに…」と呟いた。「それより、楽ちゃん、どした?軽音になんか用??」と訊くと「あっ、入部したいなと思っていたのよ」と答えた。怱ちゃんが「えっ、入部?新歓まだよ?他の部を見なくていいの?」と聞いた。すると、「えぇ、軽音に入りたいの。」と答えた。そしてカナくんが「いいけど…新歓で歌ってもらうことになるよ?」「!いいの?歌いたいわ!」と言った。新歓とはまぁ、いわゆる新入生歓迎会。っていうか、楽ちゃんって1年やったんや…とおもう。「お手並み,拝見ね」と怱が言った。「私、上手くなってるわよ?怱」「楽しみ、」と二人が言ってる内にハル先輩が「そう、怱、低音いけるか?、」と訊いた。「ん?、おう!バッチグーよ!」カナくんが「明後日だっけ、新歓、明日、カラオケに行こう、」そう言って、今日は解散になった。

俺は思う。この時なんで気づけなかったんだろう。「どうしたの?黎?」と満面の笑みを向けた彼女はこの頃から辛かったのかもしれない。

続く!


コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚