今回は前の続きの②を書きます!
今回はBADEND編です!
リスカ、ODでます。
苦手な方🔙
スタート!
冬弥目線
あれから彰人は俺の前でリスカをするようになった。
素直に隠さずやってくれるのはいいことだけど、彰人は勘違いをしているようだった。
🥞「と、ゃ!」
と嬉しそうにこちらに走ってきて切るところを見せてくる。
深く切れば深いほど褒めてくれると勘違いをしているようだった。
本当はダメなこと。わかってる。ちゃんと怒ってやめさせないと。
そんなのわかってるけど、いざ、彰人の気持ちになると怒ることなんてできなかった。
それは耳が聞こえない彰人の気持ちを考えるともし、自分の耳が聞こえなくてリスカをしてた時。「やめろ」って言われたらどれだけ苦しいことか…。
考えるだけで無理だった。
何度も考えた。傷つかない方法で辞めさせること。
でも、彰人にはリスカが無いと今頃死んでたかもしれない。
だから、辞めさせることはできなかった。
🥞「と、や?」
☕「あ、すまない。今から手当するからじっとしててな?(手話)」
🥞「ぅん!」
最近彰人は手話を使わない。
少しでも普通の人に近づきたい。という気持ちで手話を使わないらしい。
これも彰人なりの1歩なのだろう。
最近は笑ってくれるし、頼りにしてくれてる。
🥞「とぉや、あちゃまぃやぁぃ(冬弥頭痛い)」
☕「はい。頭痛薬。飲みすぎるなよ?(手話)」
🥞「わかってぅ!」
でも結局ODをしてしまう。
癖が抜けないのだろう。
ちゃんと自分で分かってても耐えが聞かないとか…。
🥞「~~~~~♡…」
🥞「ちょうやぁ!(冬弥!)」
☕「どうした?(手話)」
🥞「んへへ~♡」
ODをした時の快楽。
辛くなくてもやりたくなるような最高な時間らしい。
俺以外考えられないらしい。
ODをした時の彰人は俺の膝の上に乗って気づいたら寝ている。
起きたら薬が切れて普通に戻る。
ODに関しては全く反対していない。
確かに体に関係するがリスカみたいに跡も残らなしい毎日やるわけじゃない。
🥞「ねむぃ、とぉや、…」
☕「ベットか?それともこのままか?(手話)」
🥞「スースー…」
☕「寝てしまったのか 笑」
俺は、ダメな人間だ。
彰人を甘やかしすぎた。
俺のせいで彰人がどんどん変わっていく。
わかってるよ、そんなの。
彰人が傷ついてでもリスカやODなんかやめさせないといけないこと。
けど、怖いんだ、。
彰人が気づいたらいなくなってしまいそうで。
あの彰人の笑顔が忘れられない。
辞めさせる言葉に甘えなんかいらない。ちゃんとびっしり怒らなきゃいけない。
決めた。彰人が起きたらちゃんと話そう。今日はちゃんと逃れずちゃんと。
🥞「んぁ…」
☕「おはよう。彰人。(手話)」
🥞「ぅん!」
☕「その、彰人。落ち着いて聞いてな?(手話)」
🥞「ぅん、?」
☕「彰人。もうリスカやODは辞めてくれ。(手話)」
🥞「ぇ、?」
☕「これ以上俺のせいでおかしくなっていく彰人を見たくないんだ。前から注意しようって思ってたけど、彰人が気づいたらどこかに行ってしまいそうで怖いんだ、。だから、彰人、もうリスカやODは…!(手話)」
🥞「ポロポロ…泣」
☕「あ、彰人…(手話)」
🥞「も、しりゃなぃ!(もう知らない!)」
彰人目線
冬弥が俺に怒鳴った…怖い、。
冬弥…冬弥…リスカする俺嫌い?ODする俺嫌い?
俺は耳聞こえないの我慢してるのに冬弥は褒めてくれないの?
リスカ気持ちいいよ?OD最高だよ?
冬弥はした事ないから分からないだけ、
別に冬弥が居なくてもODなんかできるし、
ザシューザシューザシューザシューザシューザシュー
ポロポロ…泣
冬弥が、褒めてくれないと、やってる意味なんかないよ…
🥞「うぇぇぇぇん!…泣(大声)」
ガチャ…
☕「彰人!」
🥞「とぉや、!…泣」
☕「どうしたんだ、?(手話)」
🥞「冬弥居ないとリスカしてる意味なんかないよ、いつもみたいに褒めてよ、(手話)」
☕「(手話を久しぶりに使ってる、しかも傷がいつもより深いな、もうすぐで貫通しそうだ、)」
☕「(…彰人を救える方法は…)」
リスカしかない
??????????????
🥞「みてとーや!」
☕「すごいな!(手話)」
🥞「もうすぐで腕貫通しちゃいそう!(手話)」
☕「いいな、俺も貫通させたい…(手話)」
俺は彰人とリスカを始めた。
辛くなんかない。
ただ彰人の承認要求を受け止めるためにリスカを始めただけ。
彰人が救われる方法はこれしかないなら俺はリスカを選ぶ。
END