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・・今日も慌ただしく階段を下る私の足音が部屋中に鳴り響く・・
「お母さん!何で起こしてくれないの!?学校間に合わないじゃん!」
「何度も起こしました!」
「起きるまで起こしてくんないとわかんなじゃん!」
「はぁ、お母さんだってやることたくさんあるのよ?いっつも家事してるのは私でしょう?貴方の事ばっかりやってあげられないのよ、それにもう高校生なんだから自分で起きる努力だって少しくらいしなさいよ。」
「もう!わかったわかった!うるさいなぁ、」
「とりあえずもう行かなくちゃ!
行ってきまぁーす!!」
「ちょっ、あんた!朝ご飯は!?」
「もう、、」
学校で…
「もう!ほんとお母さんムカつくんだけど!」
「そんなこと言ってるのも今のうちだぞ〜笑」
「そうかなぁ?そうだといいけど、」
「ゆりは、お母さんに腹立った事ないの?」
「う〜ん。そんなに無いかな!」
「いいなぁ〜私なんかお母さんと言い合いばっかだよ!?」
「それもそれで楽しそうじゃん笑」
「バカにしてるだろ!」
「ごめんごめん笑」
「でもそんなに喧嘩して仲悪くなったりとかしないの?」
「、、、仲悪くなるのは基本的にない、」
「だったら仲良いじゃん!」
「まぁ家族だし、切っても切れないナニカで繋がってんだろうね。」
「やっとお昼の時間!」
「お腹減ったねぇ、、」
「うん!」
「ゆり、今日もパン?」
「そう笑お母さん時間無かったみたいで、」
「かなはいっつもお弁当だよね!」
「そう!お母さんが作ってくれるの!」
「言い合いばっかって言ってたけど、原因ほとんどあんたなんじゃないの?笑」
「はぁ?なんでよ」
「毎日欠かさず弁当作ってくれるお母さんなんて中々いないよ?」
「そうかな?」
「そうだよ!しかも、かなん家弟もいるでしょ?」
「うん」
「弟の弁当もかなの弁当も作ってくれるなんて、、感謝しなよ〜!」
「はぁーい、、分かってるけど、、」
「照れてるんでしょ笑」
「……」
「ははっ、図星?なら、家事少しでも手伝うとお母さん喜ぶと思うな!」
「ほら!もうす母の日だし!いいじゃん!」
「やってみよっかな、?」
「うんうん!」