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これは僕の話
先輩が卒業して、僕は最高学年になった。遊ぶ相手も年下しか居なくて、楽しかったけれど、どこか退屈だった。でも、あの人と出会って—
その人は、1個下の学年の担任の先生で、13歳の差があった。小さい学校だったから、話す機会は沢山あった。でも、その人のことを“好き”って気づいたのは、10月の半ば頃だった。めちゃくちゃ後悔した。4月からあの人の事を気にかけていたらって、でも後悔ばっかしていても仕方ないから沢山話すようにした。
その人の言葉、行動で一喜一憂。僕の同級生の男子や、後輩の男子と話していたら、モヤモヤした。きっとこれが嫉妬っていうものなんだろうな。僕に笑顔を見せてくれたらめちゃくちゃ嬉しかった。質問も沢山して、あの人の事を沢山知った。年賀状なんかも送って、返してもらったら何回も読み返したりしてはしゃいでいた。
でも、もう3月だ。そろそろ覚悟を決めておいておきたい。卒業式か、離任式までに告白までは出来なくても間接的にでも良いから想いを伝えるか、“友達”として会えるようになりたいと思っている。
今、読んでいてくれている人は、僕の事を男だと思っていると思うけど、僕は女であの人も女の人だ。その前にも、女の先輩に恋をしたと思う事があった。気持ち悪いと思うかもしれないけれど、僕の中にも信じたくないという気持ちはあるけれど、それでも僕は本気だ。
僕は同級生が2人で、2人共男です。その影響か男っぽい性格です。言葉使いや座り方など注意される事があります。声も低めで、女っぽくないと自分でも思います。でもそんな僕を好いていてくれている後輩がいます。だから僕は、自分を変えるつもりはありません。
僕は、同性愛や、トランスジェンダーなどを認めて欲しいと思っています。僕達も好きでそうなっているという訳じゃないと理解しておいて欲しいです。それも僕達の大事な個性だと認めてくれる人が1人でもいてくれたら嬉しいです。
この話を読んでくださった皆様本当にありがとうございます。もし、自分もそうだという方や、同性愛やトランスジェンダーを認めてくれる方が、おられたらコメントをしてくださると励みになります。また、自分の事を書いた話を出すと思いますので、読んでくださると嬉しいです。
本当にありがとうございました。