tn「 で ? お前なんか言うことをあるやろ 。 」
gr「 すまなかった 。 」
tn「 すみませんでした 」
gr「 すみませんでした 。 」
私は一体何を見せられているのだろうか。住み込んでいた山に突如現れた男が突然外に連れ出してきて、目的地に着いたかと思えば知らない奴等に襲われ、更に総統たるものが幹部達に頭を下げている所を見せられていて私がいることの意味が分からなくなってくる。
「 あの 、 すいません 」
書記長と総統が何か言い合っているところをぼーっと眺めていると、隣からまた見たことの無い奴が此方の顔を覗き込んで声を発した。
『 なんだ ? 』
そう答えて見せれば彼は目を見開き、 やっぱり普通の子供じゃないんやな と呟き話を続けた。
shp「 俺 、 ショッピっていいます 。 遠距離部隊副隊長張らせてもらってて 」
『 嗚呼 、 さっき無抵抗の私に銃口を向けた輩だな 。 』
shp「 その説はどうも 」
はは と苦笑しながら話すショッピという男。先程ゾムという幹部と戦っていた時此奴の撃った弾は私には当たらなかったもののなかなかいい腕をしていたのは確かだ。それで副隊長とは、隊長の腕が気になるな。
『 … 良かったら今度私にも訓練を見せてくれないか 』
shp「 ええけど 、 そんなに期待しないで下さいよ ? 」
shp「 俺 、 此処の新人ですから 。 」
『 ! 驚いた 。 』
新人でこの腕か、私も落ちたものだな。此奴、中々面白い奴じゃないか。
きっと此奴は私が自分の事をいい腕した狙撃手だと思っていることに気づいている。
新人だと言い遠回しに私に弱いと言っているのだろう、我々国の幹部は本当に悪趣味な奴らが多いのだな
『 すまんな 、 私も1000年生きていた事で頭はキレる方なんだ 。 』
『 撤回しよう 、 訓練を見学するのではなくお手合せを願いたい 。 』
shp「 ええ 、 是非 。 」
中々いい趣味をした男だ。気まぐれでついてきたのもあるが、それは正解だったかもしれない。こんなにも私を楽しませることが出来る奴等に会えたのは初めてだ。
『 楽しみにしているぞ 、 副隊長さんよ 』
shp 「 此方こそ 。 貴女のその偉そうな態度 、 二度と俺等に取れないようにしてあげますよ 。 」
お久しぶりです、れたです
新作を二つと友募を公開しているので気になった方は良ければ見てください、では👋
コメント
1件