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心配復活!!


その言葉が聞こえた瞬間、みんな満面の笑みで、涙ぐんで、声を上げて喜んだ。

千冬。今、見えてる?見えてて欲しかったよ。

見て欲しかったよ。この光景を。

お前が生きてることをこんなにも喜んでくれる人達が沢山いるんだよ?

これほどお前は愛されてるんだよ。

こんなにも愛してくれ人たちに、信じれないなんて、言える?

君が生きることを必死に願って、信じている人達に、信じなきゃ良かったなんて言える?

俺だったら言えないよ。

みんなね、千冬のことを愛してるんだよ。

千冬。ユダがいるならさ、誰かわかる?

分かるなら言って欲しいな。

なんて、心の中で思ってても何も変わらないのに。

ーー医者「一命は取り留めましたが、いつ目覚めるかは、、」

ーー三ツ谷「分かりました、」

みんなで病室に戻ると千冬は前と同じようにベッドで目を閉じ、呼吸器と喉に機械をつけて、そして、服の中にも何か機械をつけていた。

前よりも酷くなっていたが、生きていることがただ嬉しい。

ーー武道「……バカ、、」

「何やってんだよ、」

俺は千冬の手をまた握って、千冬の手を額にあてた。

千冬の手が好きなんだ。なんだか、幼くて、でもちゃんと男の子の手をしてて、少し可愛く思える。

26歳からしたら小さくて可愛いんだ。

でも、俺も同じくらいの手だからなんとも言えないけど、千冬の子供体温の手が大好きなんだ。

春夏秋冬ずっと、大好き。

この手をもう触れなくなるとしたら、嫌だな。

千冬の寝顔は日に当てられて、髪の毛が少しキラキラとしていた。

まるで、姫が愛のキスを待っているかのように、

ーー武道「千冬ぅ、、泣」

ーー三ツ谷「……ほんとにひやしやした、」

ーードラケン「この中にユダがいる。」

ドラケンくんがそう呟いた瞬間みんな顔を見合せた。

本当に、この中にユダがいるとしたら、、

ーーマイキー「言っとくが俺じゃねぇよ。」

ーードラケン「俺も違う。」

ーー三ツ谷「俺も。」

ーー場地「俺も違うな。」

ーー武道「俺も違います。」

ーードラケン「じゃぁ、千冬の勘違いか、誰か嘘をついてるのか、ってことになるな。」

ーー三ツ谷「千冬の勘違いだといいんだが、、」

「裏切る奴なんているのか、、?」

ーー場地「千冬がそう言うならそうなんじゃないか?」

ーードラケン「わかんねぇ、本人が目覚めねぇと、」

ーーマイキー「でもどうする?また、」

ーー武道「その時はみんなで何とかしましょう。」

ーー三ツ谷「でも誰がユダが千冬も分からねぇんだろ?」

「なんでアイツらが知ってたのかってやつは、」

ーードラケン「本人に聞くか。」

ーーみんな「それだ!!」







俺らはクラスメイトに聞きに行くため、病室にいく。

ーー三軍女子「あ、だ、だれ、」

ーーマイキー「松野千冬について聞きたいことがある。」

ーークラスメイト「私じゃない!!!!」

「やったのはA斗とC佑、B洋よ!!!」

ーー三ツ谷「主犯は誰だ。」

ーー三軍女子「言ったら、、殺されちゃう、、泣」

ーードラケン「まぁ、その3人に聞こう。」

ーー三軍女子「私が言ったなんて言わないで!!!泣」

ーーマイキー「わかった。」










C佑「病室」

ーーC佑「ひっ!?な、なんだお前ら!!!」

「!!東卍、??」

「こ、ろ、、される、、、泣」

ーー三ツ谷「てめぇよくもっ、!!」

ーーマイキー「三ツ谷落ち着け、」

「千冬が俺らに言ったっていう情報は誰からだ。」

ーーC佑「え、??」

「そ、それは、、B洋から聞きました、、」

ーーマイキー「わかった。」

ーー場地「病院退院したら覚えとけよ。」

ーーC佑「ひぃっ、!!泣」















ーー場地「アンナ弱っちーのからいじめられてたなんて、なんか、((」

ーー三ツ谷「ひとりじゃ何も出来ないんだろ。」

ーードラケン「だっせ。」

ーー三ツ谷「それが虐めのやつ。」

ーードラケン「へー。」









B洋「病院」

ーーB洋「あ、?と、東卍!?」

ーーマイキー「お前、誰から千冬が俺らに話したっていう情報を聞いた?」

ーーB洋「え、あ、、」

「そ、それは、、俺らがあいつに盗聴器を付けて聞いたんだ。」

ーードラケン「なるほどな。」

ーーマイキー「主犯は誰だ。」

ーーB洋「俺ら3人だよ、」

「リーダーは、A斗だ、」







ーーマイキー「てことはユダなんていねぇな。」

ーー三ツ谷「勘違いしても仕方ねぇけどな、」

ーードラケン「はァァ、ちょっと千冬に言い過ぎちまった、」

ーー武道「起きたら謝りましょ。千冬にも謝ってもらいます」

ーーマイキー「みんな仲直りだな。」

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