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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
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「え、蘭くんの?!




嫌だよ、また殴られるじゃん」





「まじで頼む!



望華とモンブランがあれば直るだろうから」









「……わ、わかった」







恐る恐る家に入って、リビングへと足を運ぶ


小さくドアを開けて仲の様子を伺った







ソファに、髪を下ろした蘭くんの姿


雰囲気からして機嫌が悪そう







「ら、蘭、くん…」





「あ?」





「ひえぇ…」









竜胆くん、やっぱり無理



と、彼にテレパシーを送ったが頑張れといいたげにグーサインを出した








「……うぅ…







し、失礼します!!」









後ろから蘭くんに抱きついた


髪から高級そうなシャンプーの匂いがする





蘭くんは、驚いているのか微動だにしない











「竜胆くんがモンブラン買ってきてくれたよ



だから機嫌直して…」




「…望華、一旦離れろ」







蘭くんの言う通り離れる





「そんで俺の前に来い」






彼の目の前に立つ






殴られる覚悟はできた


目をつぶったが殴られることはなく、ただ蘭くんの匂いでいっぱいになった







「え、蘭くん?」





多分だけど、抱きつかれてる?






「機嫌直った…?」






「…直った」









私はすぐ、竜胆くんにグーサインを送った





「ほら、モンブラン食べよ」




「望華が食べさせて」




「はいはい」









大きな赤ちゃんができたみたい






「実はさ、望華の分も買ってきてんだよ」



「え、そうなの?




…あ、ショートケーキだ!」







モンブランと一緒に入っていたのは私の大好物であるショートケーキ





「やったー!ありがとう竜胆くん!」






蘭くんに抱きついたとき、竜胆くんが少し羨ましそうに見てたから彼にも抱きついてあげた




「竜胆くんったら


羨ましそうに見てたよね~」




「お前なぁ…」






恥ずかしそうに顔を赤くする彼がかわいく思う


私より年上だけど弟ができたような気持ち
















「なぁ、


望華が引っ越したときにさ






俺が言ったこと覚えてる?」






「言ったこと…?」








「次あったらお嫁さんになってって言ったこと」









言ってたような記憶はある


おぼろげだけど






「…あれの返事




聞きてぇんだけど















俺と兄貴




どっちの嫁になりてぇ?」



さぁ望華


どちらを選ぶのか、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、


私は蘭くん~♡


やっば()


てか、灰谷兄弟たち、性格変わっちゃうかも?


多分ね()

幼馴染が不良なんだGA

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