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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
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『歪な思いの形』が完結した。

その事をきっかけに、雑談部屋へ、また訪れた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

チリン…



鈴の音、ドアの閉まる音、いまの視界に映るもの全てが、もう既視感しか無い。


『あッ!やっぱり来ると思ってたよ!!』


1つの小説を抱えたしゅーにが椅子に座っている。


…また、しゅーにが此処に連れてきたのだろうか?


『んー…連れてきたんじゃ無くて、そっちから来たって方が正しいかなぁ…?』


…?


『君が、此処に来たい!!とか、しゅーに、に会いたい!!って思ったら勝手に飛ばされるよ?』


……。


『いや!そんな事はともかく!』



抱えていた本を机に置き、こちらに椅子に座るように促し、貴方が椅子に座ると、悲しげに口を開いた。


『歪な思いの形、完結したね〜!』


ニッコリと笑顔で、そう問いかける。


そうだ、あのhappyend最後だよ、最後だよって言ってたのにあの終わり方は何なんだ!!


…と、貴方はそう思うだろう。


(ゴメンネ深海ヨリモ深イ事情ガアルンダヨ)


『…まぁ、あの終わり方、ねぇ…』


しゅーには、肯定も、否定もせずにそう呟いた。



『あ、そうだ、少し待ってね?お茶持って来るから…』


奥へとしゅーにが歩いていき、貴方は一人になる。




ふと、机に置いてある1冊の小説と、1枚の資料が気になった。


資料は小説に被さなってたり、文字がところどころ黒で塗りつぶされてよく分からないが…


題名『true e__ーそーーー。』


物語の内容

ーーーーーーのーーーの内容を書く。

主人公 みどりいろ

badendでーーーーーーー、ーーーーーーーー内容で、ーーーーーーーーー。

主人公だけ______のーーーー。

他のみんなにーーーーーーーーー。


『発案者 しゅーに』

このお話の元となったーーーーーーの___がーーーーーー、ーーーーーーーー。



と描いてあった。

資料の上に乗っている小説の題名は。

『歪な思いの形 第14話』


…一番最後の物語である。


『戻ってきたよ〜!』


しゅーにが冷えたお茶と一緒にやって来る。


お茶をガラスのコップに注いで貰い、そのお茶を飲む。美味しい。


『ふぅ…最近暑いからね〜!熱中症は気をつけて!!』


そう言い、しゅーにもお茶を飲む。



『……そうだ、前回とて、前々回とて聞き忘れてたけど…』


『此処は小説の中だけど、現実に起こっていることではあるんだ。』


そう言えば聞き忘れていたな…と貴方は思いながらも聞くだろう。


『…まぁ、それだけだけどさ……質問…他にある?』


……。


『まぁ、無いかな?まぁ、質問あったらいつでも言ってね!!!』



…。



『…あッ!そうだ!!』


一瞬の沈黙が流れ、静かだなぁ…と貴方が感じた頃、大きな声でしゅーにがそう話す。


『前ね?私の姿が気になるって言ってた子がいてね?それでアイコンメーカーで作ってみたよ!!』

画像

(アイコンメーカー キラキラ鯖メーカー3)


『こーんな感じ!!!!!!』


……?


『……まぁ、可愛いでしょ!!!!』


…。


『……。』


『……何も言うこと無いの!?!?』







『…まぁ、いいや。』



『…どうする?もう帰る?』



きっと此処にいても多分退屈だし、貴方は帰る事にした。


ドアを開け、眩い光に包まれた。







その後は、いつもと同じだ。



だが、あの場所で見た、あの資料の事だけが気がかりだった。


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