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やまとside

ゆうたがゆうまのCommandに反応したことで

ゆうたの変異が分かった。

ゆうたが意識を失って救急車で運ばれた時、

不謹慎にも、支配欲を抱いてしまった。

この性質によって俺は

中高と周りを支配し、大勢の人に囲まれていた。

でもなにか満たされなかった。

Subに対して欲を持つということがどういうことなのかいまいち分からなかった。

欲、というか喜んでくれるからやってるだけ。

そうしたらみんな感謝してくれるし、

仲良くしてくれる。

自分の彼女にCommandを使ったこともある。

思うように動かせるのは楽しいし気持ちいいけど

どうにも、納得いかなかった。

本当に俺はDomなのか、

そう思って何度も病院に行ったが結果は変わらなかった。

正直、ゆうまがあっちゃんとプレイした時のことを聞くと羨ましいと思ったこともあった。

ゆうまがすごく嬉しそうに話してくるから。

この性質によって得したことなんて1回も無い俺はほぼほぼSubに対する興味が薄れていた。

am「ゆうた大丈夫かな、、」

ym「うなされてたら行けませんね、、ちょっと様子見てこようかな、」

am「ゆうまはだめなのー!!俺のゆうまだから!やまとが見に行ってきてよ」

ymt「はいはい笑」

あっちゃんに言われてゆうたを見に行く。

ゆうたがゆうまのCommandに反応したことをよく思ってないのだろう。

ゆうまが取られるって不安になっちゃったのかなーとか思いながら部屋に入ると、

ゆうたはすやすやと眠っていた。

でも何故か震えていた。

寝顔はよく見るが、まじまじと見ると

睫毛は長く、鼻は通っていて

唇がウルッとしていて絵に描いたかのように見えた。

ymt「ゆうた可愛い、、」

ゆうたは本当に可愛い。

普段から可愛い言動をしょっちゅうするし

ビジュもすごくいい。

でもなんか今日のゆうたは、

吸い込まれるような儚さを持っていた。

俺の良くない好奇心と下心。

“合意のないプレイは強姦も同然”

さらには、今のゆうたにプレイは難しい。

分かっているのに、俺は止められなかった。

ゆうたの耳元で囁いた。

「Kiss、、」

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