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こんにちは
早速どうぞ
⚠注意⚠
日帝総受けです
NLです
接吻等の表現があります
何でも許せる方のみどうぞ
私は、アメリカ達とは昔から仲が良かった
喧嘩もした事が無かった
それくらい、幼馴染として
大切に思ってきた
私が、声を掛けると
三人は嬉しそうに笑ってくれた
日帝(幼少期)「ナチ君!」
ナチス(幼少期)「!どうしたの?」
日帝(幼少期)「見てみて!ナチ君の
似顔絵書いてみた!」
ナチス(幼少期)「!!✨」
ナチス(幼少期)「嬉しいよ!姉さん!」
ナチス(幼少期)「ありがとう」ニコッ
米国(幼少期)「良いな〜…ナチスばっかり」
ソ連(幼少期)「…姉さん」
ソ連(幼少期)「僕とも会話して欲しい…」
日帝(幼少期)「勿論だ!ソ連君!」
米国(幼少期)「俺も俺も〜!!」
ソ連(幼少期)「あ、居たのか」
米国(幼少期)「ははっ!」(笑)
米国(幼少期)「冷戦するか?」
日帝(幼少期)「お、落ち着け…」
日帝(幼少期)「皆で仲良くすれば
良いだろ?」
日帝(幼少期)「ほら!遊ぼう!」
ソ連(幼少期)「…ふん」
米国(幼少期)「日帝姉さんが言うなら…」
ナチス(幼少期)「…」
日帝(幼少期)「全く…」
三人は仲が余り良くなかった
何かアレば、直ぐに喧嘩をする
だが、辞めなさいと言えば直ぐに辞めてくれる
だから、私はそんなに気に留めてなかった
小中高一緒の学校で共に過ごして来た
私達は、周りからは
「仲が良い姉弟」と言われていた
日帝「ほら!遅刻するぞ!」
米国「遅いぞ〜?ナチス!」(笑)
ナチス「うるせぇ!!」
ソ連「走れ走れ〜!」(笑)
アメリカ君達は
私より一つ歳下だから、私の事を
「姉さん」「日帝姉さん」と呼んでいた
日帝「急ぐぞ!!」
米国「コレで何回目の遅刻かな!?」
ソ連「数えてねぇ!!」
ナチス「バカじゃねぇの!?」
だが、私はアメリカ君達と
距離を置く様になってしまった
何故なら…
《高校生時代》
クラスメイト1「アメリカ君って
凄いよね〜!」
クラスメイト2「運動神経抜群
成績優秀…凄いわ…!」
クラスメイト3「でも、ソビエト君も
学年では最優等生って言われるくらいだよ!」
クラスメイト2「最優等生は
ナチス君じゃ無い?」
クラスメイト2「学級委員長を
任されているし…」
クラスメイト1「う〜ん…どっちだろう…」
日帝「…」
才能と言う壁が出た
私は、何も出来なかった
勉強も普通、運動も普通
特技も趣味も無い
アメリカ君みたいに
運動神経が良い訳が無い
ソ連君の様に
友達は沢山居ない
ナチス君の様に
成績優秀でも無い
何も無いんだ
《家》
日帝の母親「あら、ナチス君また賞を取ったのね!」
日帝の母親「流石、学級委員長!」
日帝「…そうだね」
日帝の母親「…日帝も凄いわよね!」
日帝の母親「毎日毎日、夜遅くまで
勉強して…」
日帝の母親「無理はしたら駄目よ?」
日帝「…うん。分かっているよ」
日帝「…」
日帝の母親「…そうだ!」
日帝の母親「今日は、日帝の好きな
飴を買って来たの!」
日帝「…ごめん。少し部屋に戻る」
コツコツ…
日帝の母親「あ、日帝…」
私は、夜遅くまで勉強をした
運動は苦手だったが
勉強は好きだった
だから、勉強をして少しでも
アメリカ君達と同じになりたかった
日帝「…」
でも…どれだけ、努力をしても…
私は、何も出来なかった
日帝の母親「前より、点数が上がっているわね!」
日帝の母親「凄いわ!日帝!」
日帝「…うん」
違う…こんなんじゃ駄目だ…
もっと…もっと上に…!!
《学校》
ナチス「日帝、大丈夫か…?」
日帝「!」
日帝「…大丈夫だよ」
ソ連「隈が酷いし…痩せてないか?」
日帝「大丈夫…」
米国「…無理するなよ」
思わず、自分の手を思いっきり
掴む
日帝「…分かってるよ。ありがとう」ニコッ
無意識に私は…
血が出る程に、強く自分の手を握り締めていた
クラスメイト1「日帝さんって
あの3人の幼馴染なんでしょ?」
クラスメイト3「そうなの?」
クラスメイト2「でもさ…」
アメリカ君達よりも凄くないよね
あの、3人の側に居て良いと思っているの?
腸が煮えくり返った
グシャ!!(紙を破く)
日帝「…煩い」
そんなの、自分が一番分かっている
私には、才能が無いんだ
だから、努力をして…!!
???「本当に?」
日帝「!?」
え…?
私…?
日帝?「君は、努力をしていたら
報われると思っているの?」
日帝?「才能者達に勝てると思っているの?」
日帝?「どうやって?」
日帝「だから!!努力をして…!!」
日帝?「君には無理だ」
日帝?「君だって分かってるでしょ?」
日帝?「あの人達と君は、一緒に居たら
駄目なんだよ」
日帝?「自分が惨めに思えるだけだよ?」
黙れ!!!!
思わず、ナイフを取り出し斬りつける
日帝「煩いんだよ…!!」
日帝「努力が報われない人なんて
この世に5万といる!!」
日帝「分かってるんだよ…こんな事しても…」
あの人達に勝てない…
昔は、人と比べられなかった
だけど、成長する度に
周りから比べられる様になった
日帝「嗚呼…」
駄目だな…自分…本当に…
バタン___
私は、そのまま意識が途切れた
次に
目が冷めたら、病院のベットの上で
母とアメリカ達が泣いていた
聞けば、私は過労で倒れたらしい
母は、そのまま泣き崩れ
アメリカは、心配と不安な顔でグチャグチャに
なりながら、私の手を握っていた
ナチスは、私に説教をし
ソビエトは、良かったと何回も言っていた
日帝「…」
私は、何も言わずただ黙って話を聞いた
嗚呼…私には、この人達とは合わないんだ…
アメリカ君達は優しい
対して、私は周りに心配ばかり掛けて
迷惑な人だ
貴方達の側には居れない
居たら、もっと迷惑を掛けてしまう
本当に…
自分が、惨めで哀れで情けない
高校を卒業したと同時に
私は、直ぐに社会人になった
大学は、行かなかったのかって?
18歳の誕生日に母が
交通事故で亡くなったんだ
だから、大学に行けるお金はない
そもそも、初めから行こうとは
思っていない
早く、社会人になって働いて母を
楽にさせたかった
でも、叶えられないのか……
そして、社会人になり
三人とは全く会わなかった
会ったのはあの時
恋人が出来たと報告した時だ
正直
報告しなければ良かったと思う
そうしたら、あの人は……
パリンッ!!(窓のガラスを割る)
米国「!?」
日帝「…」(ガラスの破片を手に持つ)
ナチス「…何をするつもりだ?日帝」
日帝「お前等を…」
地獄に堕としてやる!!!
ソ連「ふ〜ん…」
米国「危ないよ。ほら、今も血が出ているよ?」
米国「痛いから辞めよ?」
日帝「私の愛する人を返せ!!!」
(ガラスの破片をナチス達に向ける)
ナチス「愛する人?」
ナチス「日帝の愛する人達は私達だろ?」
日帝「ふざけた事を言うな!!!」
日帝「私は、あの人が好きだったんだ!!」
日帝「あの人が、私を救ってくれた!!」
日帝「ソレを貴様等は奪った!!」
日帝「許さない!!」
米国「AH…面白いな〜。日帝姉さんは♡」
日帝「…地獄に堕ちろ」
ガラスの破片でナチス達に斬りかかる
ナチス「…コレは」
教育だな
ソ連「…」
ガシッ!!(ガラスの破片を手で抑える)
日帝「!!」
ソ連「ん〜?地獄に堕ちろ?」ニヤッ
ソ連「君が俺等を殺せると思ったの?」
ナチス「ふふっ…可愛いな…」
いつの間にか、ナチスが
後ろに立つ
日帝「んんッ!?」
ナチス「〜♡」
日帝「ぁッ…ん゙ッ…」
は…?接吻をされた…?
日帝「んッ!!ん~~!!!」(背中を叩く)
日帝「ッ…はぁッ…」
唇が離されたと同時に
息を整えている間、横からアメリカが来る
米国「こんなにトロけて…」(耳を触る)
ソ連「此方も忘れんな」(尻尾を触る)
日帝「ひゃっ…!?やッ!!//」
力が弱まりガラスの破片が落ちる
日帝「やだ…!!辞めろ…!!」
ナチス「ほら、俺等を殺してみろよ?」
ナチス「可愛い子猫さん?」ニコッ
日帝「ッ…!!」
駄目だ…!!腕が全く動かない…!!
ナチス「…!!」
ナチス「…時間だ」
米国「あ?もうそんな時間?」
ソ連「チッ…」(尻尾を離す)
日帝「はぁッ…はぁ~…!」ビクッ
そのまま、座り込んでしまう
そうすると、ナチスもしゃがみ
ナチス「コレ、飲んで♡」
薬を私に見せつけ
飲ませようとする
日帝「…」(横を向く)
ナチス「…」(日帝の口の中に薬をいれる)
日帝「!?」
ナチス「水は居るか?少し、苦いかも
知れないし…」
ゴクッ…
日帝「ッ…苦ッ…」
日帝「…あ」
ナチス「良く飲めました♡」
米国「少しまた眠って貰うぞ?」ニコッ
ソ連「お休み…♡」
起きろ…!!起きろ自分!!
だが、この眠気は…
睡眠薬…?
バタン____
読んで下さり有り難う御座います
それでは、さようなら