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hrfw

♥

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2023年08月12日

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hrfw 体調不良


過呼吸、嘔吐表現注意


⚠️地雷の方はブラウザバック⚠️





昨日は眠れない日だった。少し寝て、起きて、寝て起きてを繰り返して気付けば空には日が昇っていた。今日はろふまおの収録日なのに疲れは全く取れていなかった。


でもこんな理由で収録を休む訳にはいかないので、無理矢理だるい身体を起こす。少しふらつくのは気にしない事にしてスタジオに行く準備を始めた。




「おはようございます〜」


スタジオにはスタッフや他のメンバーが既に揃っていた。


「すみません遅れちゃって」


「いえ、まだ予定より早いので大丈夫ですよ」


各自台本を読んだりスマホを見たりして自由に過ごしていたので俺も近くの椅子に座った。途中で調子が悪くならない限り収録は無事に終わりそうだ。


しばらくするとスタッフから声がかかった。


「さて10本収録しますよ〜頑張っていきましょうね」


「相変わらずイカれてんな……」


「心の中に仕舞いましょう剣持さん」


「もう慣れたもんっすね…」


渋々定位置に着く3人の後ろをついて行った。





10本目の収録が始まった。


ここまでなんとか収録は進んでいる。ほぼ内容は覚えていないけど。


途中で悪化せんとええなぁ……


「……わさん………ふわさん」


「……………」


「おーい?不破さん?」


「えっ、あっ、何?」


「不破さん、さっきからぼーっとしてますけど、大丈夫ですか?」


「いやふわっちはいつもそうでしょ」


「でも……」


「いやーすんませんほんと。大丈夫っす」


「……そうですか」


こういう時に使いやすいキャラでよかったとつくづく思う。


甲斐田はなんとなく納得してないような顔をしたが、収録は続けてくれている。


ちゃんと集中しなきゃ。収録に支障が出てしまう。


バレないように軽く頬を叩いて収録モードに切り替えた。





「木10!ろふまお塾、次回もお楽しみに〜!」



「はい、OKでーす」


「ふ〜、疲れたぁ」


「お疲れ様です。剣持さん、お水飲まれますか?」


「じゃあください」


苦しい。


頭が痛い。


くらくらする。


苦しい、吐かなきゃ、はやく


「甲斐田、俺ちょっとトイレ行ってくるわ」


「わかりました」


足早にトイレの個室へ駆け込む。


「ッハァ…ッハァ、…ぅ゛ッ…ッハ、ヒュ、…ッハァ、ッハ、ッカヒュ…ぉ゛…ゴホッゴホッ」


苦しいものが込み上げてくるだけで上手く吐けない。どんどん息が出来なくなって涙が落ちる。


「ハヒュ、ッカヒュ…ッぅ゛、ッハァ…ッヒュッハァ…ぉ゛…ッカヒュ、カヒュッハァッハァッ、ッ」


苦しい、苦しい、苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しいくるしいくるしいくるしいくるしいくるしいくるしいくるしいくるしい



だれか、たすけて











「不破さん、遅いなぁ…」


「ふわっちどっか行ったの?」


「トイレに行ってるんですけど流石に遅いなって…」


「大丈夫ですかね…」


収録中にも少し思ったが、やっぱり今日の不破さんは元気がなかった気がする。本当に頭が回っていなかったような……体調不良だったのだろうか。


「僕、様子見てきますね」


「すみません、お願いします」


「僕達はここで待ってるので」


早歩きでトイレへ向かう。


トイレの通路に入ると、微かに荒い呼吸のような音が聞こえた。


「…不破さん…?」


1つの個室の前に立つ。


「不破さん、大丈夫ですか、?」


「ハァ、ッ、かい、ッだ、ッヒュ」


不破さんの苦しそうな声に居ても立ってもいられない。鍵はかかっていなかったので急いでドアを開けた。


「…!不破さんっ、」


そこには、顔を真っ青にして苦しそうにしている不破さんの姿があった。過呼吸で息も上手く吸えていない。


「ッハァッ、ハッ、ハァ、カヒュ、かぃ゛だ、ッハ、ッヒュ」


「不破さん、落ち着いて、僕に合わせてゆっくり息してください。吸ってー……吐いてー……吸ってー……吐いてー……」


「ッ…ハァ、ヒュッ、…ハァ、…ハァ…」


「大丈夫ですからね。ゆっくりでいいので」


背中を軽く叩いて呼吸を整える。あがっていた息がだんだんと落ち着いてきた。


「過呼吸は落ち着きましたね。体調の方は大丈夫ですか?」


「……さっきから、ぜんぜん吐けなくて、くるしい、のに、」


「…なるほど」


不破さんの顔はまだ青くなっている。ずっと苦しかったのだろう。


申し訳ないが、これも不破さんのためだ。


「不破さん、ちょっと失礼しますね」


「え、ゔッ、!?」


不破さんの口に指を突っ込む。苦しいかもしれないが吐けない時はこうしなければならないのだ。


「ぉ゛、ぐ、ぉえ゛…ゴホッ…ぉ゛おッ、…」


びちゃ、びちゃ、と嘔吐物が吐き出される。


「ぅ゛え゛ッ…ゲホッ、ぉ゛…お゛ぇ…ッ」


「そろそろ、大丈夫ですか?」


「ぅ゛…ッ」コク


不破さんの口から指を引き抜く。さっきよりも顔色が良くなっていた。


「甲斐田、すまんな、こんな事に付き合わせちゃって」


「全然大丈夫ですよ。でもなんで…?」


「昨日、全然寝れへんくて…朝からちょっとフラフラしとったけど、まぁ大丈夫やろって思ってさ」


「ただでさえろふまおの収録なのに…無理しないでくださいね。社長と持さんも心配してたんですから」


「ん、そうするわ……今日はありがとな、助けてくれて」


「いえいえ、不破さんのためなので」


「ちょ、口キモいからすすがせて」


「そうですね。僕も手洗わないと」


個室から出ていく不破さんを追いかけた。





僕、だめだな。


不破さんはとてもきつかったはずなのに


苦しみながら泣く姿を可愛いって、思ってしまうなんて………


もう1回、僕だけに弱い所を見せて欲しい、なんて……………








tufw書きたいけどいいシチュが思いつかない😇



tuy攻め書いたことないんでわかんないんです………



誰か案を………私に与えて…………😭🙏🏻🙏🏻

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コメント

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ユーザー

最高でしたありがとうございます もしよろしければローションガーゼお願いできないでしょうか…?

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