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校舎内へ

芹奈

寒っ…

亞里亞

だね

芹奈

外は暑いのに、学校ってこんなにも寒かったけ

亞里亞

き、気のせいだよ!

亞里亞

ほら、夜だし気温も下がってんじゃない??笑

芹奈

そ、そうだよね!

なぁ!やっぱ夜の学校に来たってことは理科室に行かなきゃ冒険ははじまんないぜ!

ということで、理科室に向かましょー!

柚樹

おー

理科室へ

うはっ!人体模型じゃん!

動かないかな〜

亞里亞

そ、そんなこと言わないでよ!

亞里亞

もしほんとに動いたらどうするの笑

芹奈

怖いよー…

芹奈

やっぱ帰ろ??

やだよ!

柚樹

芹奈大丈夫だよ

柚樹

俺がついてる

亞里亞

( ˙-˙ )カッコツケヤガッテ

理科室を出て廊下へ

柚樹

真っ暗で先が見えねー笑

柚樹

外の明かりを頼りにするか

そうだな

ペタ…

ペタペタペタ…

亞里亞

ん??何か聞こえない??

なにが??

ペタペタペタペタペタペタペタペタペタペタペタペタペタペタペタ……

柚樹

なんかぺたぺたいってる!

芹奈

音が近づいてきてるよ!?何!?

亞里亞

逃げよ!!!

家庭科室へ入って鍵を閉める

それぞれ机の下に隠れる

柚樹

な、なぁ!さっきのなんだよ!?

芹奈

まさか、鬼…?

亞里亞

そ、そんなのありえないよ!

亞里亞

だってこの話は望と私で作った作り話なんだよ!?

亞里亞

ちょっと怖がらせるつもりで作っただけの…

亞里亞

だから鬼がいるなんてありえないよ!

芹奈

じゃあ、こんな時間に誰が学校にいるの??

それは、ほら、泊まり込みの先生とか!

ドンドンドンドン

芹奈

きゃぁぁ!!!

亞里亞

な、何!?

亞里亞

誰がドアを叩いてるの!?

柚樹

やっぱり鬼はいるんだよぉ!!!

だから、ありえねぇんだよ!!!

柚樹

ならさ、望と亞里亞が作ったんならお前らが責任もって誰がドアを叩いてんのか確認してこいや

亞里亞

は!?ふざけてんの!?嫌に決まってんじゃん!

柚樹

ふざけてねぇよ!!!

柚樹

お前らが作った話がほんとになって、今こうなってんならお前らの責任じゃん!!!

分かったよ、俺らが行く

行こう、亞里亞

亞里亞

や、やだよ!!!望、待って!

亞里亞

分かったよ、私も行くよ…

2人でしゃがみながらドアの前まで行きそっと外を覗いた

大きな角を二本生やして、ハァハァと荒い息をしながら目が光った鬼がいた

亞里亞

き、きゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!

柚樹

やっぱ鬼がいるのか!?

芹奈

きゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!

待て、騒ぐな!

落ち着け

ここで朝になるまで待とう

亞里亞

そ、そうだね…

ガチャガチャガチャガチャ

ガラッ

亞里亞

う、嘘でしょ…

亞里亞

なんで鍵が…

芹奈

あ、あぁぁぁぁぁ!きゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!

柚樹

こっちに来るな!!!

芹奈

いや、いやいやいやぁぁぁ!来ないでー!!!

亞里亞

もう、真夜中鬼ごっこなんて嫌!

亞里亞

真夜中鬼ごっこ終了してっ!!!

鬼が教室から出ていった

亞里亞

あ、あれ??鬼が…いなくなった??

柚樹

どういうことだよ…

まさか、真夜中鬼ごっこを終わらすための呪文って「真夜中鬼ごっこ終了」だったんじゃないのか…?

芹奈

そう…なのかな

そして、鬼がいなくなって4人は家庭科室で朝が来るまで待った。

亞里亞

もう…いないよ

亞里亞

早く帰ろ

柚樹

そうだな…

芹奈

うん…

亞里亞

昨日の鬼は幻覚だったのかな…

いや、それはない

芹奈

なんで??

廊下見てみろよ

土で汚れたように茶色い大きな足跡がたくさん残っていた。

亞里亞

ひっ…

芹奈

じゃあ昨日のはほんとに鬼だったんだ…

柚樹

作り話なのに…なんで??

さぁな

嘘の作り話なんて作るもんじゃないな

もしかしたらほんとになっちゃうかもしれないんだから

この物語はフィクションです。ですが…嘘の作り話はあんまり良くないかもしれないですね…?みなさんも気を付けてください。

「真夜中鬼ごっこ」いかがでしたか??想像以上に長くなってしまいました。すいません🙇‍♀️前編も載せてあるので良ければそちらもご覧下さい。

「真夜中鬼ごっこ」 作:檸檬

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