鈴木隼人
うっ、、、いっいた…ん?ここどこだ?
母
隼人!目が覚めたのね!よかった〜心配したんだよ!
鈴木隼人
……。
母
隼人?
鈴木隼人
貴方は誰ですか?
母
!!!!
母
やっぱり何も覚えてないのね…
数日後
鈴木隼人
……。
母
具合は、どう?
鈴木隼人
大丈夫ですよお母さん。
母
……そう。
鈴木隼人
でも最近なんだか変なんです。
母
まさかどこか痛むの?
鈴木隼人
いえ……そうではなく
鈴木隼人
なんだか今すぐどこかへ行かなければいけない……
鈴木隼人
そんな感じがするんです
母
……そっか、でも体が回復してからゆっくり思い出しましょ
鈴木隼人
……。はい。
数日後
鈴木隼人
ここが僕の家?
母
そうよ。貴方の部屋は、2階の1番奥にあるから案内するわ
鈴木隼人
ありがとうございます
母
じゃあ何かあったら呼んでちょうだいね
スタスタ、、、
鈴木隼人
へーここが自分の部屋か
鈴木隼人
随分散らかっているなぁ〜
鈴木隼人
一度片付けるか
鈴木隼人
ん?
鈴木隼人
日記がある。
パラパラパラ
鈴木隼人
なんだよ…これ、
そこにはいじめの内容や自殺願望などが沢山書いてあった
鈴木隼人
僕はきっと自殺しようとして失敗して記憶を失ったのかもしれない
鈴木隼人
ん?ここに自殺スポットに付いて書いてある。
鈴木隼人
場所は、この辺りらしい
鈴木隼人
……行ってみよ
僕は見つからないようにそっと家を飛び出した
鈴木隼人
ここか……
鈴木隼人
もし、ほんとに僕は死にたかったのならここで……
鈴木隼人
(ん?あそこに誰か立っている……)
山崎楓
君記憶がないんだってね
鈴木隼人
!!なんでそれを!
山崎楓
結構テレビにのってるんだよ
山崎楓
いじめにあった高校生が病院に運ばれたって
鈴木隼人
そうだったんだ…
鈴木隼人
よかった、僕は自殺しようとしてたわけじゃなかったんだ……
山崎楓
気が済んだのなら帰った方がいいと思うよ。その様子だと隠れて来たっぽいし
鈴木隼人
はは!そうだな。でもなんでだろう!初めてあったはずなのに君ともっと一緒にいたいと思える。
鈴木隼人
ごめん!変なこと言っちゃて
山崎楓
……いいんだよ別に
鈴木隼人
じゃあまたね〜
タッタッタッ
山崎楓
これで大丈夫。
山崎楓
もう隼人が傷つくことはない
山崎楓
でも……隼人…寂しいよ。呪われてから初めて生きたいと思ってしまうくらい
山崎楓
隼人……私も
山崎楓
好きだよ