TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

守ってみせる【BTS】第12.13.14.話

守ってみせる【BTS】第12.13.14.話

「守ってみせる【BTS】第12.13.14.話」のメインビジュアル

1

守ってみせる【BTS】第12.13.14.話

♥

135

2019年11月24日

シェアするシェアする
報告する

○○

初めて、あの子に恐怖を感じた。

○○

テヒョンオッパに叩かれた時の顔

○○

本当に、悪魔みたいだった。

○○

あの顔が頭の中に浮かんで、
気持ち悪い。

○○

"「私、オッパ達が幸せならそれでいいよ」"

○○

"「オッパ達も、○○が幸せなら幸せだよ」"

○○

オッパ達が笑顔でさえいてくれれば、
私は幸せだった。

○○

たとえ、
それが私に向けられなかったとしても。

○○

だから、頑張ってこれた。

○○

だけど、

○○

今回はさすがに堪えた。

○○

オッパ達は、あの子の言うことを信じた。

○○

ただ、それだけなのに。

○○

なら、私は誰を信じるべき?

○○

( 信じていい人なんて、いない )

○○

オッパ達も?

○○

( どうせ、「嘘つくな」って言われるだけ )

○○

わかってる。

○○

自分の中で矛盾してることくらい。

○○

でも、しょうがないじゃん。

○○

今じゃ、
人を信じることすら怖いんだから。

○○

オッパ達のこと、嫌いになった?

○○

( まさか……大好きだよ )

○○

こんなになっても、
オッパ達のことを嫌いになれず、
本当のことすら言えない。

○○

今の私は、
これ以上自分が傷つくことを恐れている。

○○

そんな、ただの臆病者にすぎない。

○○

どうしよう。

○○

あの場から一刻も早く逃げたくて
飛び出してきちゃった。

○○

しかも、
衣装はコーラをかけられてベタベタ、
荷物も楽屋に置きっぱなし。

○○

でも、

○○

あんな所、どうやっても戻れない。

○○

仕方ない。

○○

今日は自力で帰ろう。

○○

いつもはマネオッパが車出してくれるけど、私がいてもいなくても変わらない。

○○

本当に、空気みたい。

○○

宿舎でも、同じ。

○○

私の分のご飯だけいつもなくて、

○○

少し、悲しい。

○○

いつからだっけ。

○○

もう覚えてないや。

○○

今日もあの場所に帰ると思うと、

○○

体の震えが止まらない。

○○

また、なにか言われるかもしれない。

○○

また、暴力を振るわれるかもしれない。

○○

何もかも放り出して自由になりたいのに、

○○

それでも、
私は「悪役」を演じなければいけない。

○○

大切なarmyのために、

○○

自分自身のために、

○○

オッパ達のために、

○○

私はどれだけ酷いことを言われても、
されても、
やっぱり
オッパ達を嫌いになんてなれなくて、

○○

「好き、大好きだよ…」

○○

この気持ちは、
どこにぶつければいいんだろう。

○○

あの後、
荷物はマネオッパに連絡して持って
行ってもらった。

○○

気付いた頃にはだいぶ時間が経っていて、

○○

「…帰ろ」

○○

昔は大好きだった私の居場所、

○○

そんな場所すらなくなって、

○○

いつか、
行きたくない場所、
になっていた。

○○

ふと鏡に写った自分

○○

「うわ…これはダメでしょ」

○○

人のことを言えない、放送禁止の顔

○○

泣きすぎて目がパンパン

○○

とりあえず、帰って目冷やそ。

○○

足が重たい。

○○

まぁ遅いし、誰もいないか。

○○

「なんで…こんな時に限っているんだ…」

○○

今考えれば、盛大にフラグ立ててたよね。

○○

やっちまった。

○○

静かーに部屋に戻りたかったのに、

○○

タイミング悪すぎ。

○○

なんでかな?

○○

そばにいてほしい時、いなかったのに、

○○

こんな時にはいるんだね。

○○

めちゃめちゃ不機嫌な顔じゃん。

○○

なんでいるかな。

○○

この時間いつも部屋でしょ。

○○

もしかして、私、だったりする?

○○

もしそうなら、嫌だな。

○○

ねぇ、

???

「やっと帰ってきたか」

○○

どうして、あなたは私の目の前にいるの?

○○

ユンギオッパ

この作品はいかがでしたか?

135

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚