一切ない

第3話

一切ないー三話ー

2021年10月04日

#小説家

#恋愛

#世界観

#夢

#現実

Ｙ

DZCAB

こんにちは

DZCAB

最近雨が多いですね

DZCAB

気温が低くなって嬉しいのですが晴れてほしいです

DZCAB

今色々と大変な時期ですが物語を読んで少し休んでください(*^^*

DZCAB

少し仕事の話などが出てきますが順序など決まりなど色々と間違っていたらすみません😥

DZCAB

いつも読んでくれている方
初めての方
ありがとうございます
すごく嬉しいです(இДஇ )😭

DZCAB

この物語はどういう終わりを迎えるでしょうか！

DZCAB

では行きましょー！

香夜

何者だとおっしゃられても
人間だとしか言いようが…

奏麻

分かってますよ

奏麻

ってか！先生が何者ですか？

香夜

人間です

奏麻

ですよねー

奏麻

幻じゃないよな？

香夜

違うって体温とかで
確かめたじゃないですか

香夜

というかそんなの
今更の話じゃないですか

奏麻

まぁ確かにカレコレ
一週間は経ちましたよね

香夜

はい……

奏麻

『一切ない』は
進んでますか？

香夜

はい！順調ですよ

奏麻

楽しみです

奏麻

あの……

香夜

はい？

奏麻

一つお願いしても
いいですか？

香夜

はい

奏麻

明日の0時過ぎ
今日会った子に
もう一度会いに行きませんか？

奏麻

本当に先生のことを
見えるのか
確かめたいんです

香夜

そうですね
私も本当のことが知りたいです

奏麻

でもどうやって会おう…

香夜

あの子塾のバッグを
持っていました

香夜

おそらくあそこの付近の
塾の生徒でしょう

奏麻

じゃあ明日の0時過ぎ
待っていましょう

奏麻

でも不審者だと
思われてたらどうしよう

香夜

そうですね……でも
私のことが見えていたら
話は別です

奏麻

まぁ確かに
大好きな小説家さんが
いますもんね

香夜

なんか照れますね

次の日の夜0時過ぎ

奏麻

塾ありましたね

香夜

カナック塾でしたか

奏麻

そうみたいですね

香夜

あ、高校生がいっぱい
中から出てきましたね

奏麻

あ！あれじゃないですか？

香夜

本当ですね
行きましょう

奏麻

はい

二人は昨日の女子高生に近寄って声をかけた。

奏麻

あの

琴音

は、はい…

女子高生は奏麻の方を向いた。

琴音

あ、昨日の……
昨日は！その…
ありがとうございました！
あと、ごめんなさい

琴音

なんてお礼すればいいのか
分からなくて……

琴音

最低な態度を
とってしまいました

奏麻

大丈夫
気にしてないよ

奏麻

それよりもこの人見える？

琴音

……

奏麻は小説家の香夜を前に出した。

琴音

いえ……
見えません…

ん？見えない！？おかしいな…… 今確かにこの子は先生を見た

奏麻

え？どういうこと？

奏麻は心の声をもらした。

琴音

すみません
見えないです……

香夜

奏麻さん一旦引きましょう

琴音

……

どういうことなんだ？やっぱり勘違いか？

奏麻

ごめんね
急に呼び止めて💦
要件はこれだけだから💦
夜道気をつけてね

琴音

はい！
ありがとうございます…

女子高生は帰って行った。

奏麻

はぁ……ただいまー

香夜

……

奏麻

なんだったんだ？
本当に勘違いか？

香夜

いいえ

香夜

彼女は確実に私が
見えています

奏麻

え！？

香夜

でも隠したいことが
あるのでしょう

香夜

人は嘘をつくと瞳が
少し動きます

香夜

あの子は見えていないと言い、
下を向きました

香夜

あれも自分の発言に
自信がなかったからです

香夜

つまり嘘をついている
ということです

奏麻

何をそんなに
隠したいんだろう

奏麻

何か知っているんだったら
教えてほしいんだけどな

香夜

女性は特に
難しいですからね

奏麻

……

奏麻

結…

香夜

結さんが何か？

奏麻

いや、ただ…
俺はよく結に
デリカシーがないって
言われるんです

奏麻

そんな感じですか？

香夜

まぁそうですね

琴音

ただいまー

琴音

はぁ……

琴音

お父さん今日も遅いのか

琴音

あ、そういえば
これから夜勤って
言ってたっけ…

謎の女

なんで？

琴音

え？

謎の女

なんで隠したの？

琴音の後ろから声が聞こえる琴音の奏麻でいう先生みたいな感じだ。

琴音

だってあの男性に
あなたを合わせたら
危険だし

琴音

あの子にも全部話すでしょ？

謎の女

それもそうだね

謎の女

でも私は逆にそっちの方がいい

琴音

なんでそういうこと言うの？

琴音

ダメだよ

謎の女

……

謎の女

なぜそんなに死を嫌う？

琴音

そりゃ友達が死んだら
誰だっていやだよ

謎の女

琴音……

謎の女

私はもう……

三波

死んでいるのよ

琴音

！？うわぁぁん！！

三波

泣かないで……

琴音

だって……
だって！

私たちに何が起きているのかはいずれ分かるだろう

次の朝

奏麻

んー！
今日はいい朝だ〜

結

私が起こさないから？

奏麻

うわぁ！
なんでここに！？

結

全く！起こしに来たのに
なんで早く起きるのよ！

奏麻

は？いい事だろ！

結

良くない！

奏麻

しょうがないだろ？
今日は小説を出さないと
いけないんだよ

結

小説できたの？

奏麻

おう！

結

へぇ！楽しみ(*^^*)

奏麻

だろ？

結

どういう系？

奏麻

戦闘系(*^^*)

結

マジ！？私の大好きなやつ！

奏麻

知ってる……

結

え？

奏麻

なんでもない！

結

？

結

まぁいいや
今日たまたま暇だったから
ついて行ってあげる

奏麻

ども

奏麻

この道を真っ直ぐだって

結

意外と近いね

奏麻

まぁ俺らが都会に
住んでるからな

奏麻

都会には色々な事務所が
集まってる

奏麻

市役所もな

結

そっかー

その時奏麻の背中をツンっと誰かの指が触れた。

奏麻

わっ！

結

え？なに？
どしたの？

奏麻

え？分かんない！

奏麻と結は後ろを振り向いた。

琴音

……

奏麻

わ！えっと……

琴音

琴音って言います！

奏麻

琴音って言うんだ！

琴音

うん

琴音

お兄さんは？

奏麻

俺は奏麻だよ

琴音

奏麻？

奏麻

そう(*^^*)

結

えっ！ちょっと待って！

結

二人とも知り合い？

奏麻

うん

奏麻

俺たちの家の近くにある
塾の周辺で会ったんだ

結

ふーん
本当に？

結

琴音ちゃん！
このオッサンに変なこと
されてない！？

奏麻

おいどういう意味だよ

琴音

実は……

結

されたんだね！？

琴音

助けてくれたんです(*^^*)

結

助けた！？

琴音

はい！
奏麻さんが助けてくれたので
無事に帰れました(*^^*)

結

そうだったんだ
無事で良かった

琴音

奏麻さんはこれから
何しに行くんですか？

奏麻

これから小説を
出しに行くんだよ

琴音

小説を出す？

奏麻

そう！
認めて貰ってそれから
校閲とかも通して
小説になっていくらしいんだ

琴音

そうなんですね！
頑張ってください！
私は小説をよく買うので
もし出版されたら
絶対買って見ます！

奏麻

ありがとう(*^^*)

琴音

ではそろそろ塾なので
失礼します(*^^*)

奏麻

おう！
頑張れよ！

琴音

はい！

奏麻と琴音は互いに手を振った。

結

仲良いんだね( ｰ̀ н ｰ́ )ﾑｽ⋯

奏麻

何怒ってんだよwww

結

別に！怒ってないから！

奏麻

怒ってるじゃん

結

怒ってない！
とにかく早く行くよ！

奏麻

お、おう

奏麻

すみませーん

汐夏

はーい

奏麻

あの、小説の原稿を
見せに来ました

汐夏

はいはーい
小説ね〜

汐夏

お兄さんおいくつですか？

奏麻

23です

汐夏

お若いですね
小説デビューですか？

奏麻

はい…

汐夏

そうなんですね！
ではこちらを読ませて
いただきますね

奏麻

はい！
お願いしますm(_ _)m

結

お願いしますm(_ _)m

汐夏

あら？そちらの方は？
マネージャーとかですか？

奏麻

いえ、友達です
1人じゃ中々勇気出なくて

汐夏

そうですよね〜
優しいお友達ですね(*^^*)

結

い、いえ！そんな///

奏麻

凄く良い人そうで
良かった

結

うん

奏麻

あ、

結

何？

奏麻

こんな時間に子供？

結

みたいだね

結

でもよく分かんないよね

奏麻

なにが？

結

男一人女二人の関係

結

あ、神社に入ってった

奏麻

こんな時期にお参り？

結

ちょっと見に行ってみよ

奏麻

うん！

二人は神社に向かった。

奏麻

女の子と話してるね

結

服装的に巫女さん？

奏麻

さぁどうだろう？

制覇

本当にいいんですね？

朱雨

もう消してください

朱雨

もう全部忘れたい

奏麻

なんか何も聞こえないな

結

ねぇあの持ってるやつって
クッキー？

奏麻

わー美味しそう

結

だねー

優都

そこの二人何してるの？

結

わっ！ビックリしたー！

優都

あの子たち見てたの？

奏麻

え？

優都

うわー
不審者だ
おまわりさーん

二人は慌てて少年の口を塞いだ。

奏麻

あーごめんごめん！
こんな時間に子供がいたから
どうしたのかなって思って
着いてきたんだよ

優都

ふぅん
それにしても姉ちゃんと
同い年くらいだなー

結

ところで僕？
何歳？親御さんは？

優都

年齢は個人情報なんで…
親はそこのお店にいる

少年は寺の向かい側にある駄菓子屋さんを指さした。

結

お菓子売ってるじゃん！
僕は行かなくていいの？

優都

姉ちゃんが行きたいって
言ったから来てるだけで
僕は興味が無いからね

優都

それよりも
お姉さんたちが
何してるのかに
興味がわいたよ

結

あっははー

奏麻

じゃあそろそろ行こ

結

そだねー

優都

ねぇ僕の恋愛相談聞いてよ

結

え！？
いいだろう！
このお姉さんが
聞いたげる！

優都

よくこの道を通る
女子高生なんだけど
その子のこと一目惚れ
しちゃって……

それってもしかして琴音ちゃんのことかな？

奏麻

ねぇもしかして
その子二つ結びの子？

優都

え！？
なんで知ってるの！？
まさか！
お兄さんも好きなの！？

結

そんな訳ないでしょー
ね！奏麻！

奏麻

……

結

奏麻？好きじゃないよね？

奏麻

ごめん！今日はありがとう

奏麻は急に走り出した！

結

え！？

優都

お姉さんフラれたね

結

ち、違うよ！
多分……

結

違うよね？

優都

僕に聞かないでよ

結

そうだよね……

結

て、てててか！
好きじゃないから！

結

あ、あんなやつのこここと
すす好きじゃないし！

優都

うわー
現実で初めて聞いたわ
そんなアニメみたいな
震えた言葉

優都

本当にあるんだね

結

ガクンッ

結は気絶した。

優都

お姉さん！？

奏麻

夜になっちゃった

奏麻

結に悪いことしたなー

琴音

あ……

奏麻

やっぱり
琴音ちゃんだったんだね

琴音

奏麻さん？

奏麻

少し話さない？

琴音

いいですよ

それから二人は腰を下ろして喋った。

琴音

小説どうでしたか？

奏麻

ちゃんと受け取って
くれたよ

琴音

そうですか

琴音

良かったです

奏麻

琴音ちゃんは？
学校どう？

琴音

まぁまぁですね

奏麻

ねぇねぇ！

琴音

はい！

奏麻

好きな俳優とかいる？

琴音

いないです

奏麻

え！？

奏麻

最近流行ってる
詩優とか知らない！？

琴音

知ってますけど

琴音

そこまで気にならないですね

琴音

私には気になってる人
いるんで……

奏麻

そうなんだぁ

奏麻

いいねぇ

奏麻

青春してるねー

琴音

そういう奏麻さんは
いるんですか？

奏麻

うーん
どうだろうねー

琴音

えー？
教えてくださいよ！

奏麻

今はいないかなー？

琴音

なんで疑問風？

琴音

まって！
今何時ですか！？

奏麻

何時だろう？

奏麻

ちょっと待ってね！

奏麻

うわ！もう23時58分だ！

奏麻

ごめんね！
こんな時間まで！

奏麻

まさかこんな時間まで
話してたなんて！

琴音

帰らないと！

奏麻

本当にごめん！

奏麻

夜道気をつけてね！

琴音

はい！

その時琴音は足を捻って転んだ。それを奏麻が助けた。

琴音

は、離してください！

奏麻

え！？
ご、ごめんね💦

琴音

早く帰らないと！

琴音

0時になってしまう！

0時

三波

ホントふざけんなだわ！

三波

あ……

奏麻

え！？誰？

その時は突然だった。

俺の前に現れた謎の女子高生。

誰だ！？

終

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Ｙ

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