/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
みな
あー疲れた
ななみ
ほんとね笑笑
みな
先輩ちょっとキツすぎない？
ななみ
うん。なんかキツイよね
みな
明日も練習かー
ななみ
テニスは、疲れるね仕方ないよ！
みな
ひかりは凄いよね
ひかり
何が？
みな
全然疲れてそうじゃないし
みな
先輩にちやほやせれてるじゃん
ひかり
そーかな
ななみ
うん
みな
やっば！今何時？！
ななみ
今、7時なるとこー
みな
門限の時間じゃん！
ひかり
みなは、門限あるのかー
なおき
ひかりはないの？
ひかり
ないよー
みな
いいなー
ななみ
うちもないー
みな
ずる
みな
それじゃ明日ねー！
ななみ
ひかり家どこー？
ひかり
すぐそこの海の近く！
ななみ
おー！
ひかり
ねーねー
ひかり
今から言うこと信じて貰えないかもだけど
ひかり
私は神様の子なんだ
ななみ
はぁ？！
ひかり
私だから、頭いいし、運動神経良いしなんでも出来るのーw
ななみ
何それ
ひかり
でも、神様の子って言うか神様の使いみたいなものなんだーw
ななみ
変なの
ひかり
太陽が沈む時と同時に
ひかり
天へ（神様がいるとこにかえる）んだ！
ななみ
て言うかもうちょっとで沈むじゃん
ひかり
ふふふもちょっとで帰れるw
ひかり
見てていいよ
ななみ
じゃあ見てるね
ひかり
うん
ひかり
ここにいつも立って帰れるの
ひかり
神様ーー！！私をあなたの所へ連れてって！
天から何が飛んできた
グサッ
ひかり
グハッ
ひかり
なんで。なんで。
ななみ
どーしたの？！
ななみ
大丈夫？！
ひかり
まさか天から矢が飛んでくるとはね
ひかり
どーして
ななみ
ひかりー
ななみ
神様の使いってことは
ななみ
誰にも言ったらいけなんだよー
ななみ
ルール破ったんだね
ひかり
何言って…
ななみ
私だって神様の使いなの
ななみ
あなた一人だけだと思わないでね
ななみ
神様は、最後に試練を与えた。きちんと使いってことを隠せるか
ななみ
そして私は、その見張りであなたの近くに居た
ななみ
残念ねーそれは、罰だよ
ななみ
せいぜいあっちの方へ行ったら謝りなよ
ひかり
ななみ好きだよ
ひかり
大好きだったよ
ななみ
今更やめてよ！なに？そんなこと言ったら助かるとでも思ってる？
ななみ
助かるわけないじゃん
ひかり
そんなこと思ってないよ…
ひかり
ななみは、私の全てだから
ひかり
大好き……大好き。
そしてひかりは亡くなった
ななみ
何よそれ
ななみ
私も帰らなきゃ
ななみの目からは不思議と涙がポツポツと流れていた
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
