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僕は君が大好きだった

君は何を言っても信じないと思う

君は僕に告白した

死んでしまう僕に

僕の命が長くないこと、知っていたはずだ

付き合っていた僕ら

突然別れを告げてしまってごめん

君が好きだと伝える度に心が苦しかった

別れを切り出した僕

もう生きられない僕がこれから生きていく君を束縛することは出来ない。シンプルだったはずだ

でも君は「嫌だぁ愛してる」って泣きながら僕に言ったね

本当は嬉しかったんだ

解ってほしい

「君はこれから死ぬ僕を愛せるって?笑わせるね。僕が君の立場なら、髪の毛だってなくなっていく彼女をずっと好きではいられないや。それでも君は僕を好きでいられるの?」

「余裕」

泣き崩れながら君が言ったこの一言に何度救われたことか

僕の性格を知ってる君はわかっていたはずだ

わざと突き放してるって

それが君には辛かったんだね

でも僕はもう逝くよ

君がカッコイイと言ってくれた時の僕のままで、君の記憶に蓋をしたいんだ

愛してるよさき

こんな言葉、生きてる時に言って欲しかった?

普段人に優しく接するきみの理由も僕は知ってる

僕と過した適当な時間を、繰り返さないようにしているんだろ?

僕たち仲が悪かったからねw

彼氏と別れたとき、君は彼氏にヒドイことを平然と言うね

だけどその裏で沢山泣いているのを僕は知ってる

強がりなんだ君は

待ち合わせ場所話しかけるタイミングを伺って、カッコつけるところも好きだよ

こんな所も全部君が好きなんだ

君はよわっちぃんだ

無理ばっかりしちゃう

そんな君を、理解してくれる人を君には出会ってほしい

幸せになってほしい

僕のことは忘れて次の恋愛をしてほしい

とにかく幸せになれ

(手紙の裏に)

誰かの元に行ってしまうのがやっぱ嫌だな

君の隣を他の誰かが歩くんだって考えるとやっぱり嫌だ

僕と君とで体験出来なかったこと、君は他の人とするんだと思うとやっぱり嫌だよ?

それでもやっぱり愛する君には幸せになって欲しい

君の幸せが僕の幸せだから

愛してたよ

さようなら、ゆさ

大好きだ

さき

こんなヨレヨレの手紙、、、、、ウゥ……

ヨレヨレだったのは彼が泣きながら私に託した証だと思う

幸せになれって?任せてよ

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