三途
んだこんな時間に
九井
何揉めてるんだ?
蘭
...なんでもねぇよ
○○
...
幹部が勢揃い...
気まづいしもう、なんなの
ガチャ
静かな空間に
扉が空いた
あい
あの...
蘭さんの部屋から
いかにも事後ですという格好のあいが
出てきた
○○
っ
あい
あっ...ごめんなさい...
あい
声が聞こえたので...
申し訳なさそうにするあいを
周りは呆然と見ていた
九井
何お前ら、そういう関係?
しばらくの沈黙のあと
九井さんが口を開いた
竜胆
兄ちゃん、抜けがけかよ
三途
クソ...
マイキー
○○、とりあえず今日はもう寝ろ
○○
...はい
マイキー
蘭、お前も仲間割れするようなこと言うな
蘭
...はいはい
首領のその言葉で
私達は各自、自室へ戻って行った
次の日
昨日のこともあるのか、
少し空気の悪い空間で仕事をしていた
今事務所にいるのは
明石さん、鶴蝶さん、三途さん
はぁ....ほんとやだ
鶴蝶
○○、ちょっと...
○○
?はい...
鶴蝶さんに呼ばれるのは初めてだった
何かやらかしたかな、と心配になりながら
鶴蝶さんの元へ。
鶴蝶
悪いんだけど、この資料
鶴蝶
今日中に終わらしといてくれ
鶴蝶
俺は今から応援で行かないといけないから
○○
わかりました
鶴蝶
ありがとうな
○○
っいえ...
ありがとうなんて言われるのは
初めてだったかもしれない
鶴蝶
じゃ行ってくるな
鶴蝶さんはそう言って私の頭をポンと優しく触った。
○○
行ってらっしゃい...
三途
チッ
仕事を始めて5時間が経とうとしていた
三途
おい
三途さん...
○○
はい
三途
ツラ貸せ
....嫌だ
明石
?
三途
てめぇシカトこいてんじゃねぇよ
○○
...なんですか
三途
さっさと来い
○○
....何しにですか
三途
あ?
三途
黙って着いて来いって
むちゃくちゃだな
三途
こい
三途さんは私の腕を強く引っ張り
Officeを出ようとした
○○
ちょっ
○○
なんですか
三途
黙れ
○○
...っ要件が分からないのについて行くメリットが分からない
腕痛いし...
○○
離して...
三途
あぁ?
三途
随分と偉そうだな
○○
っ...
三途
んだよ
三途
ちょっと着いて来いって言ってるだけじゃねぇか
○○
...
ここの人はみんな無理矢理だ
もううんざりだよ