ももか
今日も委員会の仕事頑張ろ!!
ももかは会長に自ら立候補し、みんなを引っ張る立場となった。
ももかは勉強もでき、スポーツ万能でクラスの中でも人気であった。
そんなももかは自分と真逆な性格のななと仲がよかった。
ももか
あ、なな!!
ももか
おはよう!
なな
あ、ももかちゃん、おはよう
なな
ももかちゃん、今日委員会だから、一緒に帰れないよね?
ももか
うん…ごめんね…
なな
うん!
なな
じゃぁ、今日は一人で帰るね!
ももか
ほんとにごめんね
なな
いいよ、いいよ気にしないで!
なな
委員会頑張ってよ!
ももか
うん、ありがとう!
放課後、委員会が始まる前、クラスの中心的存在のまなみに呼び出された。
まなみ
ちょっと、ももか!
まなみ
放課後、委員会が始まる前、話があるから屋上に来てくれない?
ももか
うん!りょうかい!!
まなみ
あのさ、ななうざいなと思うんだけど
まなみ
ももかはどう思うの?
まなみ
一緒にいるの嫌じゃないの?
まなみ
自分とは全く違うななといるの
ももか
え…わたしは…
ももか
全然そんなこと思ってないし、ななのこと好きだから…
まなみ
あっそ
まなみ
まぁとりあえず、明日からななにいろいろやるから絶対に先生にちくらないでよね
ももか
え、うん…
ももか
(会長として、親友としてもななをほっとくわけには絶対にいかない!)
ももか
(でも、どうしよう…)
ももか
(ななのためだ!!先生に言うしかない!)
こうしてももかは先生にこのことを言ってしまったのだった。
まなみ
ももか、あんたさ先生に言ったでしょ。
まなみ
言わないでって言ったよね?
まなみ
もう取り返しがつかない、あんたどうなってもいいの?
ももか
私は、会長として、親友としても、ななを守らなくてはいけないと思ったの
ももか
だから、先生に言ったの
ももか
自分が悪いんだよ
まなみ
へー
まなみ
前から思ってたんだけど、自分がちょっと頭いいからって、先生に気に入られてるからって調子のるなよ。
まなみ
私前からあんたのこと嫌いだったんだよね
まなみ
あんたうざい
こうして、ももかはいじめのターゲットとなってしまった。
まなみ
さぁ、ななこのバットでももかを好きなだけ殴りなよ
なな
うん…
ももか
なな、やめて
ももか
お願いだから
なな
私もあなたを前から嫌ってた
なな
だから、ごめんなさい
ももか
ひゃぁぁぁぁぁーーーー
保健室の先生
あ、起きたのね
保健室の先生
もう大丈夫かしら?
ももか
あ、はい
ももか
ありがとうございました
ももか
失礼しました
保健室の先生
はい
保健室の先生
気をつけてね
その後まなみ達のいじめグループとななのLINEグループにももかが招待された。
まなみ
ほんと、ももかうざいよね
まなみ
さっさと死ねばいいのに
同級生
ほんとにね、あいつみんなから人気だと勝手に1人で思ってるけど
同級生
本当は違うのにねw
なな
wほんとにさっさと死ねば
ももか
みんながそんなふうに思ってただなんて
まなみ
分かったんなら、死ねば?
ももか
え…
なな
そうだよ
同級生
さっさとねw
ももか
じゃぁ、さような…
まなみ
ほんとに死んだねw
まなみ