穂乃香
穂乃香
涼葉
涼葉
涼葉
舞
舞
舞
舞
涼葉
涼葉
涼葉
舞
舞
涼葉
涼葉
穂乃香
涼葉
穂乃香
涼葉
涼葉
舞
舞
涼葉
穂乃香
涼葉
涼葉
涼葉
涼葉
穂乃香
涼葉
涼葉
ドンッ
穂乃香
舞
舞
舞
涼葉
涼葉
涼葉
穂乃香
舞
舞
舞
涼葉
涼葉
涼葉
涼葉
涼葉
涼葉
涼葉
穂乃香
穂乃香
舞
舞
涼葉
涼葉
舞
穂乃香
穂乃香
穂乃香
… 制服に着いた汚れを叩いて
涼葉や舞が私をいじめるために 散らかした
女子トイレの床を掃除して
廊下に放り投げだされた鞄を拾う
誰かからメールが来ているのか
光を放つ携帯電話を鞄の中から取り出すと
いつもどおり
帰りが遅くなること
今日の夜ご飯のこと
やっておいてほしい家事などを
淡々と書き込まれた
親の愛情を1ミリも感じない
母からのメールだけが届いていた
「わかったー」
って
いつもどおりの返事をして
傷だらけになった体を必死にかばい
学校から自転車で 早々退散する
… これが
わたしの日常
親からの愛情も受けず
ひどいいじめで身体も心も傷つけられ
でも誰にも助けてもらえず
ひとりで傷を必死にかばい続ける
その繰り返し
… 誰か心優しい人が現れて
私をこのつまらない
くそみたいな日常から救ってくれることを
夢見るのは
もうとっくにやめた
そんなこと現実に起こりえないし
考えるだけ無駄だ
いまわたしがしなきゃいけないのは
自分の傷を
じぶんひとりで癒すことだけ
それ以外の
“ 非日常 ” なんて
求めちゃいけないんだ
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そう、思っていた
その矢先に
君が現れた
君が私の日常に
非日常を
持ち込んでくれたんだ
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コメント
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