蓮
いつからこんなに大きな思い出せない記憶があったか
蓮
どうにも憶えてないのを ひとつ確かに憶えてるんだな
蓮
もう一回何回やったって思い出すのはその顔だ
蓮
それでもあなたがなんだか思い出せないままでいるんだな
蓮
環状線は地球儀を巡り巡って朝日を追うのに
蓮
レールの要らない僕らは望み好んで夜を追うんだな
蓮
もう一回何万回やって思い出すのはその顔だ
蓮
瞼に乗った淡い雨 聞こえないまま死んだ暗い声
蓮
何も知らないままでいるのが
蓮
あなたを傷つけてはしないか
蓮
それで今も眠れないのを
蓮
あなたが知れば笑うだろうか
蓮
簡単な感情ばっか数えていたら
蓮
あなたがくれた体温まで 忘れてしまった
蓮
バイバイもう永遠に会えないね
蓮
何故かそんな気がするんだ そう思えてしまったんだ
上手く笑えないんだ どうしようもないまんま
上手く笑えないんだ どうしようもないまんま
蓮
𝐹𝑖𝑛.