コメント
3件
コメントありがとうございます。励みになります。
いいお話
面白かったです!✨✨
サナ
行きたくない…。
なのに、行かないと…。
あのおっさん…。
怖い……。
なんだかんだで、昼休みになると、私は屋上に向かった。
トイレじゃ流石に食べれないし。
屋上ならいいっしょ。
屋上につくと、先客がいた。
ヤンキーリーダー
私の話か。
私は集団とは正反対の所の端にいって、座ることにした。
食欲わかない。
やっぱり怖い。
あのおっさんが。
家庭教師とかいらない。
………悔しくねぇし。
すると、小さな水玉が降ってきた。
……あ、あれ…。 おかしいな……。 目がどんどん かすんでいくんだけど……。
私、泣いてるの…?
サナ
泣くな…。私……。
サナ
泣くな………。
怖くなんかねぇよ…。
あんなやつ……。
それから、何度も食べようとしたが、食欲がやはりわかなかった。
……………教室に戻りたくない。
皆を見てると、泣きそうになりそうだから。
泣いてるところ見られたら、学校生活出来なくなる…。
そしたら、またあいつが家に来る。
怖い…。
一度保健室に行こうとした。 けど、あいつが確認するかもしれないから、ちゃんと授業に出た。
やらなきゃ……。 やらなきゃ……………。
ママが……。
結局、この日は授業中に手をあげなかった。
家にあいつがいたらどうしよう…。
怖い……。
掃除をして、バックを持って帰ろうとすると、廊下にヤンキーリーダーがニコニコしながら私を見ていた。
ヤンキーリーダー
サナ
ヤンキーリーダー
ヤンキーリーダー
ヤンキーリーダー
ヤンキーリーダー
サナ
ヤンキーリーダー
ヤンキーリーダー
ヤンキーリーダー
家に帰りたくない。
ちょうどいい。
サナ
サナ
私は下駄箱に向かう。 すると、ヤンキーリーダーは、私の隣に来て、肩に手を置いた。
けど、嫌じゃなかったので、 スルーする。
カラオケ屋につくと、フリーを頼み、16時から20時までという決め事をし、部屋に向かった。
ヤンキーリーダー
サナ
ヤンキーリーダー
サナ
ヤンキーリーダー
部屋につくと、ドアを開けてくれて、私が先に入る。
サナ
ヤンキーリーダー
ヤンキーリーダー
ドキッ。
サナ
ヤンキーリーダー
ヤンキーリーダー
ヤンキーリーダー
サナ
春原 エル
サナ
春原 エル
なんだ。この生き物は。
誉め上手か。
人でこういう人がいるのか。
サナ
サナ
春原 エル
なるべく二人が知ってる歌を選び、歌いまくった。
……とても楽しかった。
連絡先も交換した。
エルの事を考えれば、 学校に行く気になれそうだった。
そして、帰り道。
春原 エル
あいつがいるかもしれない…。
変なことを言われるのは嫌だ。
何とかして断んないと。
サナ
サナ
春原 エル
春原 エル
サナ
急いで帰らないと。
現在 20時26分
サナ
体力がこんなに落ちてるなんて…。
筋トレしなきゃ。
あいつにも勝てるように。
家につくと、いつもと変わらない雰囲気に家があった。
………。
あいつ、いねぇよな…?
いたら、どうしよう…。
………………。
意を決して、私は、ドアを開ける。
サナママ
奥から声。
サナママ
お母さんは心配そうにしていた。けど、私はなるべく見ないようにして、リビングに向かった。
サナ
サナママ
サナママ
サナ
サナ
サナ
サナママ
サナママ
サナ
サナ
サナ
私は、冷凍のお弁当をレンジで温める。
サナママ
サナ
サナママ
サナ
サナ
サナ
サナ
サナ
サナママ
サナ
サナ
サナママ
サナ
サナ
サナ
サナ
レンジの音がなる。
サナ
私は、箸とお弁当を持って、 2階の部屋に向かう。
サナ
サナ
部屋につくと、お弁当を置いて、携帯を確認する。
エルからメールが来ていた。
よろしく!急に誘ってごめんね!けど今日は楽しかったね!よければ、また行こうね!
サナ
私は携帯を抱き締めるように握った。