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「世界が滅ぶ」
そう言われた時、
最初は冗談だと思った。
滅びることなんて、
信じきれなかった。
今まで築き上げて来たものは、
無駄だったのか?
…なんて、思ってしまうから。
カチ、カチ、カチ。
一定のリズムで時計の音が響く。
sn
そう、大体怪我をした人は休憩時に来る。
まぁ、普通か。
コツ、コツ、コツ。
廊下から歩く音が聞こえて来る。
sn
立ち上がり、定位置の椅子へと腰掛ける。
ガラガラガラ、
扉が開く。
sn
sn
sn
sn
ni
sn
sn
sn
ni
そう、兄さんは物資の為に色々な国へ行ってたんだ。
sn
ni
sn
椅子から立ち上がり、 軽めのキッチン?へと向かう。
コポポポポポポ……
コップにお茶を淹れ、 お膳に乗せる。
sn
sn
コトン、と兄さんの前にコップを置く。
ni
sn
ni
sn
俺はこの国の医者だから、
他国に出向く事がほぼない。
だからいつもこうやって、
兄さんから聞いているのだ。
ni
sn
ni
sn
sn
sn
ni
sn
sn
ni
ni
sn
4月22日。
今日は、久しぶりに兄さんと会った。
いつもならもう少し帰って来るのが遅いはずなのに……
まぁ……"あれ"の影響も受けたやろうな
まぁ医務室で兄さんとずっと話とったけどな!
兄さんの話も楽しかったで‼︎‼︎
今日の一言:「 」
「今日もごく普通な日だった。」