〜8話〜
モニター「では、第7回…」
コウタ
俺はモニターに椅子を投げつけた。
ミノ
コウタ
マサト
マサト
ミノ
マサト
ミノ
ハナミちゃんが殺されたのは、あの壁の穴の事件が起きた少し後の事…。
コウタ
アイリ
エマ
アイリ
エマ
ケイゴロウ
シラギ
アイリ
シラギ
アイリ
シラギ
アイリ
シラギ
アイリ
アイリ
ケイゴロウ
アイリ
シラギ
ケイゴロウ
アイリ
ケイゴロウ
シラギ
アイリ
シラギ
アイリ
ケイゴロウ
アイリ
アイリ
シラギ
アイリ
シラギ
シラギ
アイリ
ハナミ
ハナミちゃんが屋上に向かったのは3人が屋上から去ってすぐ後の事。
ハナミちゃん、最初はいじめに耐えられなくて、自殺しようとしてたのよね。
ハナミ
でも柵を越えてから踏みとどまった。
自分の事を大切に思ってくれている家族や友達の事を思い返したんだろうね。
ハナミ
ハナミちゃんが引き返そうと思った、その時だった。
誰かが後ろからハナミちゃんの背中を押したの。
ハナミ
ハナミ
マサト
それがマサト君だった。
マサト
ミノ
マサト
ミノ
ミノ
マサト
ミノ
マサト
ミノ
マサト
ミノ
私は後ろからマサトを殴った。
マサト
マサトは倒れた後、仰け反るように起き上がった。
ミノ
マサト
そのマサトは日頃の様子とは異なっていた。
ミノ
マサト
ミノ
マサト
ミノ
マサト
マサト
マサト
マサト
マサト
ミノ
マサト
マサト
ミノ
マサト
ミノ
ミノ
ミノ
マサト
ミノ
マサト
マサト
ミノ
もう1回殴ったら、マサトは漸く気絶した。
マサト
ミノ
マサト
マサト
マサト
ミノ
ミノ
マサト
ミノ
マサト
マサト
マサト
コウタ
ミノ
マサト
ミノ
コウタ
俺の精神はもうボロボロだった。
ミノ
コウタ
マサト
マサト
コウタ
マサト
マサトは倒れた後、仰け反るように起き上がった。
マサト
ミノ
マサト
ミノ
ミノ
マサト
ミノ
マサト
ミノ
マサト
ミノ
マサト
ミノ
マサト
ミノ
マサト
ミノ
ミノはリモコンを急いで操作した。
マサト?は特に抵抗しなかった。
マサト
マサト
ミノ
マサト
マサトは息絶えた。
ミノ
ミノ
ミノ
ミノ
マサト?の言葉は図星だった。
この復讐が自分がハナミを救えなかった事に対する懺悔になると、そう信じていた。
ミノはそう信じていないと、ハナミに対する後悔に押し潰されそうだった。
ミノ
コウタ
コウタ
コウタ
ミノ
ミノ
コウタ
ミノ
ミノ
ミノがリモコンを操作すると、全員の金具が外れた。
コウタ
コウタは起き上がり、ミノの胸ぐらを掴んだ。
ミノ
コウタ
コウタ
ミノ
ミノ
ミノ
ミノ
ミノ
ミノ
ミノは大粒の涙を流した。
コウタ
コウタはミノの胸ぐらを離した。
ミノ
コウタ
コウタ
コウタ
ミノ
ミノ
ミノ
コウタ
ミノ
ミノ
コウタ
俺は屋上に向かった。
コウタ
屋上に行くまでの間、何度も立ち止まった。
あいつらとの楽しい記憶がまだ残ってるから。
コウタ
俺の存在を自慢げに思ってくれていたアイリも、俺に忠実に従ってくれていたケイゴロウももういない。
コウタ
俺はさっさと鍵を見つける事にした。
コウタ
鍵を探していると、柵の下に何かが落ちている事に気づいた。
コウタ
屈んで確認しようとした、その時だった。
後ろから俺の体にミノが飛びついてきた。
コウタ
俺が柵にもたれると、そのもたれた部分の柵だけが外れた。
コウタ
ミノ
コウタ
俺とミノは一緒に頭から落ちていった。
ミノ
ミノ
ミノ
ミノ
ミノ
しばらくして、第一中学校で10人の生徒の死体が発見されたという。
貴方はいじめの主犯が改心したとして、その人を許せますか。
人が復讐心に心を支配されるのは、抗えない運命なのかもしれません。
もし貴方が他人に対して悪意を持って接しているのであれば、
相手の復讐心が募る前に、止めた方が良いでしょう。
出演:マサト・ミノ・コウタ・アイリ・ケイゴロウ・エマ・シラギ・リョウ・ムツキ・ユウノ・ハナミ
作者:エデン林檎
学級暴露ゲーム〜完~